その姿を見た者は死ぬという都市伝説、スレンダーマンをゲーム化した『Slender: The Arrival』

北米で3/24にリリースされた『Slender: The Arrival』。
2013年にPCでリリースされたゲームのPS4移植版です。

スレンダーマンとは?

スレンダーマンとは海外の都市伝説であり、その姿を直接見た者は死ぬというもの。

スレンダーマンの特徴は長身で痩せていて、黒いスーツを着ていて顔は真っ白。瞬間移動能力も持っている。背中から触手が生えていたりもする。

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元々はSomething Awfulというウェブサイトで超常現象的画像を作ろうというコンクールが行われ、そこで生まれたみたいです。

このスレンダーマンをそのままゲーム化したのが『Slender: The Arrival』。スレンダーマンを題材にしたゲームは他にもあります。

アウトラストかと思いきやパックマン

ゲームを開始するとビデオカメラを持った主人公が車を降りて歩き始める。「まんまアウトラストじゃん」と思いました。

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しかし、3つのステージをクリアしてみるとパックマンみたいなゲーム性だと思いました。プロローグは例外ですが、基本的にはスレンダーマンから逃げ回りながらエリア数ヶ所のオブジェクトを調べるとクリアというもの。パックマンがモンスターの追跡をかわしながらドットを食べ尽くすとステージクリアになるのと近い。

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スレンダーマンに近づくとノイズが発生するのでわかる。スレンダーマンとの距離が近くなるほどノイズが激しくなります。スレンダーマンは瞬間移動能力も持っているので、突然自分の近くに湧いたりもする。動きは遅いので姿を確認してから逃げる余裕はある。

でもノイズが発生するとハラハラします。この緊張感の中でエリアを歩き回ってオブジェクトを探さないといけないという恐怖が、このゲームの魅力。

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初見の怖さはホンモノ

最初はめちゃくちゃ怖いです。何が出てくるかわからない暗い場所を歩かされるだけで怖いですし、音でも怖がらせてくる。

ただ、ゲームのシステムを理解して慣れると、それほどでもない。Daylight(デイライト)に近いですね。ランダム性があるところもDaylight(デイライト)と同じ。ホラーは映画的に作った方が良いのかもしれませんね。ゲーム的になり過ぎるとシステムを理解したところで恐怖は薄れる。映画的な演出やストーリーで怖がらせていかないと、恐怖は続かないですね。

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評価は低い

いろんなハードでリリースされていますが評価は低いです。Daylight(デイライト)より少し良い程度。$9.99という低価格なので、初見の恐怖を味わう程度の満足度はある。

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攻略的な事は ブログの皮をかぶった何か様でやっておられます。
Slender – The Arrival 攻略 : ブログの皮をかぶった何か


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