FLASH SALEで$4.00になっていた『Divekick』を購入しました。通常価格は$9.99。
『Divekick』というタイトルそのままのゲームで、ダイブとキックしかできない。ガードどころか横移動すら無い。相手との間合いを詰めるのもダイブとキックで行う。そのため使用するボタンは2ボタンのみ。
ウィキペディアによると、元々は『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』でユン・ヤンの雷撃蹴(空中急降下キック)が高性能すぎて猛威を奮っていたことを皮肉って製作されたと思われるジョーク作品であったらしい。
PS3版とVita版はスクウェア・エニックスが日本でもリリースしています。PS4版は日本でのリリースが無く、ゲーム内言語・トロフィーともに英語のみでした。
シンプル過ぎるゲームなのでゲームプレイには支障ありませんが、ストーリーモードのテキストが読めないとストーリーは理解できない。
ダイブしてキックするだけのゲームで、ライフなどは無く、キックがヒットすれば1本。それゆえに緊張感があり、一撃必殺の快感もある。
キックをヒットさせれば勝ちなので、両者その1撃を狙うわけですが、そのための駆け引きが重要となる。とはいえ、出来る事がダイブとキックのみですので、シンプルな動きで相手を誘って攻撃のチャンスを見極める事になる。手押し相撲に近いゲーム性だと思った。
画面下隅に足のアイコンと「A」「G」というマークがある。
「A」のアイコンが点滅している時に空中でダイブ+キックすると必殺技。
「G」のアイコンが点滅している時に地上でダイブ+キックすると必殺技。
足が赤くなっている時は能力強化状態。
足が黄色くなっている特は能力弱体化状態。HEADSHOTを喰らった次のラウンドは能力弱体化状態でスタートする。
ゲームモードは、ストーリー、バーサス、オンライン。格闘ゲームとして基本を押さえたゲームモードです。ストーリーは、オープニング、ゲーム途中の会話、エンディングでストーリーが語られます。
キャラクター毎にスピードやダイブの能力、キックのクセ、必殺技が違うので個性が出ている。なぜかセインツロウIVのジョニーが参戦している。馬鹿ゲーですが、対戦ゲームとしてそれなりにしっかりしている。シンプルなゲームなので、誰でもすぐ楽しめると思う。単発でならワイワイ盛り上がれるゲーム。とは言っても所詮はジョーク作品を製品化したというところで、ジョーク気分を楽しんで終わりかなという印象。