メトロ2033 リダックスに続きメトロ ラストライト リダックスもクリア。これでメトロ リダックスを1周し終えました。クリア時間は両方とも約8時間30分で、1周のプレイボリューム的にはほぼ同じという結果に。合計17時間ですね。両方ともマルチエンディングですので、ちょっとやり込めば30時間は余裕でいきそうなゲーム。6,264円(税込)という価格から考えても満足。
メトロ2033 リダックスとメトロ ラストライト リダックスがセットになった商品なので、続けてプレイするとストーリーは壮大で、やり終えた後は、映画を観た後の気持ちというより、小説とか海外ドラマとかボリュームある物を見終えた感じに近い。シングルプレイに特化したFPSなので、ストーリーが壮大で当たり前ではあると思いますが。
風景的には、さほどバリエーションはないのですが、様々なキャラクターとの出会いがストーリーに厚みを感じさせる。最近のゲームは少ないキャラクターで展開される物語が多いので、このゲームのように旅での出会いと別れを感じられるゲームは新鮮に感じた。
ストーリーは1本道ですが、自分で決断する部分も少しあります。それがマルチエンディングにも繋がるわけです。
リマスター的な製品なので、クオリティの低い物を出しても意味がないというところで、さすがに高クオリティな仕上がり。グラフィックは、よくある美しい詐欺スクリーンショットが実際に動いているレベル。このゲームの美しいスクリーンショットを抜き出して、発売前にそれを見ていたら「詐欺スクリーンショットだろうな」と思っていたでしょう。特に光の表現が素晴らしいですね。部分的には粗いところもありますけどね。
ゲーム開始前のロード、リトライ時のロードも問題なし。ロードがストレスになる事はありません。特にリトライ時の早さは超重要だと実感。けっこう死ぬ事の多いゲームですが、ロードが早いおかげでストレスを感じずに挑戦できるので、死んでも「面白い」という気持ちでいられるし、再挑戦にも熱が入ります。ゲームにおいて、リトライ時のロードの早さが、かなり重要な要素だと再認識。
バグはありました。「デカイのを仕留めて!」と言われてボスが出てくるはずのところで出てこずに、チェックポイントからやり直して解決。
イージーモード的な物がありませんので、並程度のFPSの腕前は必要です。サイコブレイク(TPSですが)ほどの難易度ではありませんが、難易度は北米基準のノーマルからになります。下手に撃っていると弾切れします。
面白かった!特にラストライトの後半は没頭しましたね。ラストライトはPS3版をプレイしているので冷めた感じになるかと思ったら全然そうじゃない。メトロ2033をプレイしてからだとストーリーの印象がまったく違ってくる。メトロ2033だけだと消化不良で、ラストライトだけだとよくわからない部分もあり、この2本を合わせてこそ真のメトロ。