iOSの『NBA 2K モバイル バスケットボール』をデュアルショック4でプレイしました。
操作方法
- □ – シュート / スティール
- × – パス ※〇や△でもパスします
- △ – ジャンプ / ブロック
- L1 – スクリーンを呼ぶ / ダブルチーム
- R1 – オートモード切替
- L2 – ディフェンス時の選手切替 ※ボールホルダーと同じポジション
- R2 – ダッシュ
- 方向キー下 – ポーズ(オプションメニュー)
- 右スティック – ドリブルムーブ ※オプションでONにする必要あり
×長押しでパス&ランができます。パスを出した後も操作選手が切り替わらないので、ボールを持たない状態で走れる。その状態でゴール下に向かってR2でダッシュをしながら、□ボタンを押すとアリウープ。×はずっと押したままです。
パス&ランからボールをもらいたい時は、×を離すだけ。
メニュー画面はタッチ操作を使います。デュアルショック4を使うのは試合中のみ。
冒頭のチュートリアルはタッチ操作。
ドリルでは「フリースロー ゴルフ」「2on2」はデュアルショック4でプレイ可能。「ベンチプレス」はタッチ操作のみでした。
背面ボタンアタッチメントも使えますが、このゲームでは必要性を感じないですね。
ゲーム画面にボタン表記が無いのは良いと思いました。ABとも〇×とも表記されない。ゲーム画面のボタン表記と自分が持っているコントローラーのボタン表記が違うのはしっくりこないですからね。そういう違和感を覚えずにプレイできる。
久々にプレイするバスケットボールゲームとして楽しい
家庭用ゲーム機のコントローラーでプレイするバスケットボールゲームと同じ感覚でプレイできました。
シンプルな操作とシステムであり、久々にバスケットボールゲームをするには丁度良かったです。1ゲーム目から楽しくプレイできた。サッカーゲームもそうですが、本格的なゲームは操作やシステムが複雑化しているので、ちゃんと楽しもうとするとエネルギーがいりますからね。
選手能力だけに左右されないゲーム
オートバトルやシミュレーション系のスマホアプリだと、キャラクターの能力で勝負がほぼ決まってしまいますが、デュアルショック4でプレイできるバスケットボールゲームでは、プレイヤーの操作次第で勝てるのが楽しい。もちろん選手の能力は重要なわけですが、自分で全て操作しての結果なら、勝っても負けても自分の責任として受け入れやすい。
『NBA 2K20』が欲しくなる
遊びやすいゲームですが、10試合以上プレイすると物足りなくなってきて、本格的なバスケットボールゲームをプレイしたくなる。そういう意味じゃ『NBA 2K20』への誘導効果もある。
物足りなさは試合ですね。1試合が前半と後半に分かれていて、各2分。1プレイ2分でメニュー画面に戻り、それを2回やって1試合終了という具合。試合中の選手交代も無し。最初は1シーズンも4試合だけで、レギュラーシーズンが2試合、ポストシーズンが2試合。スマホアプリらしいサクッと遊べる独自仕様。NBAの試合をフルで楽しみたければ、『NBA 2K20』らを購入する必要がある。
選手の個人成績が記録されないのも繰り返しプレイするのに物足りない。北米4大プロスポーツは細かなスタッツが記録されていて、それを見て分析するのも楽しいですからね。
とは言え、無料でここまで遊べたら大満足です。選手集めて強化をしてチームを作り、1プレイ2分の試合で実際に操作して楽しむ。このゲームでデュアルショック4が使えるのが嬉しかったし、操作感も良かった。こういうスマホアプリはタッチ操作かオートかというイメージだったので、家庭用ゲーム機と同じ感覚で操作できたのは驚きでもありました。
CSの操作性とスマホアプリのシステム
スマホアプリはコントローラー未対応が多い印象ですが、2019年9月のiOS13でデュアルショック4に対応し、Apple Arcadeではデュアルショック4対応タイトルが多い。それ以外にも『Call of Duty Mobile』や『NBA 2K モバイル バスケットボール』をデュアルショック4でプレイしてみて、PlayStation Mobileのような感覚で楽しめている。この流れは個人的にとても嬉しい。
2020年の最大の注目点はPlayStation5ですが、iOSとデュアルショック4との繋がりも強くなっていて、今後どんなゲームが出てくるかも気になるところ。『NBA 2K モバイル バスケットボール』で感じたのは、従来のスマホアプリらしいガチャのシステムと家庭用ゲーム機らしい操作の融合。スマホアプリは操作を楽しめないアプリが多くて、家庭用ゲームでは出来るような操作が「自動」になっていたりする。『Call of Duty Mobile』や『NBA 2K モバイル バスケットボール』は家庭用ゲーム機と同じ操作感で、スマホアプリ定番のシステムや、サクッとプレイできる遊びやすさになっている。あくまでタッチ操作だけでもプレイできるうえで、オプションとしてデュアルショック4対応。今後はこのスタイルで、PSPやVITAなどの携帯ゲーム機を楽しんできたユーザーを少しずつ取り込んでいけるんじゃないかなと思います。