2019年3月7日のシステムソフトウェア6.50で実装された「×ボタンで決定する」は、どうやら対応必須みたいです。
『モンスターハンターワールド』が2019年9月5日のアップデートで「×ボタンで決定する」に対応しました。
対応は必須みたい
2019年3月7日以降、私が確認したタイトルは全て×ボタンで決定できました。これ以前のタイトルでも実は既に対応していたゲームも少なくない。3月7日以降のタイトルでも、もしかしたら開発側の事情ですぐには対応できなかったケースもあるかもしれませんが、この対応状況を見ると「×ボタンで決定する」はソフトメーカー側が必ず対応しなければならないのかなと思います。AAA級からインディまで、任意だったらここまで足並が揃わないはず。
アップデートでの対応は任意
新作タイトルが「×ボタンで決定する」に対応するのは必須みたいですが、旧作がアップデートで対応する必要はない。『真・三國無双8』『二ノ国II レヴァナントキングダム』らは3月7日以降にアップデートをしていますが対応していません。
『モンスターハンターワールド』もずっと対応していなかったのですが、『アイスボーン』のアップデートで対応。これを見るに拡張DLCというより新作という扱いなのかと思う。プラチナトロフィーがあるということを考えても、普通の拡張DLCとは一線を画す。
次世代PlayStationでは全タイトルが×決定できそう
対応当時の記事に「現世代の決定ボタン混在はもう解消できませんが、次世代機での決定ボタン統一に向けて、×決定は世界基準として統一し、国内向けゲームはオプションで〇決定も残すという選択になっていくんじゃないかと思います。」と書いていましたが、これはほぼ確実になったように思います。
×ボタン決定でプレイ可能なタイトル – PS4ちゃんねる Pro
矯正の難しさ
私は既に×決定で遊んでいますので、2019年3月7日以降の和ゲーも洋ゲーも統一された×決定は素晴らしい環境になったと思う。旧作をプレイすると〇決定で戸惑うことはあります。
しかしながら日本のユーザーは、まだまだ〇決定でプレイしている人が大半なんじゃないかと思う。現時点で既に×決定の下準備が整っていて、次世代PlayStationでは×決定の波に呑まれることも予想できますので、その時に日本のユーザーは戸惑いそう。1994年12月3日の初代PlayStationから〇決定が続いていましたからね。
個人的には〇でも×でもどっちでもいいから統一してほしかったので、SIEJAがこの問題を放置せずに動いてくれたのが非常に嬉しい。3月7日から半年様子を見た結果、「×ボタンで決定する」への対応は必須なんだなという結論ですし、全ソフトメーカーが統一しないと意味がないので、その方向で動いていたのが確認できて一安心。特に『モンスターハンターワールド』という日本で一番人気のゲームが対応したのは大きな出来事でした。
転換期での矯正の難しさは次世代PlayStationが抱える問題になりそうですが、決定ボタンが混在するという大きな問題はこれで解決できる。個人的に気にしていた問題なので、とても嬉しい。