PS5『Share Factory Studio』を使ってみました

PS5用の編集アプリ『Share Factory Studio』(無料)を使ってみました。

ホーム画面の検索に「share」と入力すれば『Share Factory Studio』が表示されます。ダウンロードしましょう。

私はホーム画面の設定→「キャプチャーとブロードキャスト」→「クリエイトボタンのボタン割り当て」を「スクリーンショット向け」にしており、2度押しで直前のゲームプレイをビデオクリップに保存するようになっている。
同じページにある「ビデオクリップの長さ(直前のゲームプレイ)」を5分にしています。

トロフィー攻略動画を作ってみる

『スパイダーマン：マイルス・モラレス』のトロフィー。

• 街一番のフライドポテト
  アッパー・ウェストサイドのレジェンドにあいさつをする
• ネバーギブアップ
  ハーレムにあるジェファーソン・デイビスの墓を訪れる

これらは攻略情報なしでは見つけにくい。
このトロフィーの攻略動画を作ります。

素材となる動画撮影

• ゲームをプレイして、街一番のフライドポテトのロケーションの動画を撮る。最初に地図を開いて場所を見せるとわかりやすい。
  銅像を調べた後、クリエイトボタンで直前のプレイ動画を保存するだけ。
• そのままゲームを続けて、ネバーギブアップのロケーションの動画を撮る。
  こちらも地図を開いて場所を見せて、墓を調べた後にクリエイトボタンで直前のプレイ動画を保存するだけ。

素材のトリミング

• メディアギャラリーを開きます。
  クリエイトボタンを長押し(スクリーンショット向けの場合)して、画面左下の動画を選択→「メディアギャラリーへ」を選択。
  
  PS4ではアイコンを選択して開いていましたが、PS5ではクリエイトボタンから開くほうが良いです。ホーム画面にアイコンも出ますけど移動するので探しにくい。
• 1つめの動画を開き、「編集(筆のアイコン)」→「トリミング(ハサミのアイコン)」を選択。
• 方向キー(左スティック)で動画の開始地点を選びます。地図を開いたところが良いでしょう。
  そこで×を押して「ここから始める」。
• 方向キー(左スティック)で動画の終了地点を選びます。銅像を調べた後が良いでしょう。同じように×を押して「ここで終わる」。
  
• □を押して保存する。
  「置き換え」か「新規保存」を選びます。今回は「置き換え」→「完了」が良いです。
• 2つめの動画を開き、同じやり方でトリミングする。

『Share Factory Studio』で繋げる

• 『Share Factory Studio』を起動。
• 起動した時点でタブは「ビデオエディタ」になっています。そのまま「新プロジェクト」を選択。
• クリエイターパックの選択。デザインのテンプレートみたいなものです。今回は無難に中央の「SHARE FACTORY STUDIO クリエイターパック」を選択。
• クリップ(動画)の選択。
  「SHARE FACTORY STUDIO クリエイターパック」の動画が最初から4つ選択されています。今回は左上の「イントロ」と上から2段目の右にある「エンディング用クリップ」を使いますので、中央の2つはチェックを外しました。
  そして忘れてはいけないのがトリミングした2つの素材。ここにチェックを入れます。チェックを入れた順番で動画の並び方も決まる。
  
  □でプロジェクト開始。
  プロジェクト名を自由に設定して続ける。
• 編集のメイン画面。選択した4つの動画が、イントロ→素材1→素材2→エンディングの順に並んでいます。
  素材1と素材2の間にもう1つイントロを挟みたいので、×を押して「クリップを追加」→イントロを選択→□で決定。
  これでイントロ→イントロ→素材1→素材2→エンディングの順に並んでいます。
  イントロを動かすので□を押して「クリップを移動」→R1で1枠右に移動します。×で決定。
  これでイントロ→素材1→イントロ→素材2→エンディングの順に並んでいます。
  
• テキストを入れる。
  L1を数回押してスタート位置へ。
  ×を押して「追加オーバーレイ」を選択。
  左側メニューの「テキスト」を選び、テキストの大きさを選ぶ。
  
  テキストの入力。「トロフィー：街一番のフライドポテト」と入力しました。
  □を押してテキストメニューを開き、「変換」を選択して右スティックで下に移動させる。
  位置を決めたら〇で戻る。
  
• R1を2回押して2つめのイントロへ。
  同じように×で「追加オーバーレイ」選択してテキストの追加。
  追加したら〇で戻る。
• 編集のメイン画面で△を押すとビデオが作成されます。
  そのままYoutubeやTwitterにアップロード可能。

完成した動画↓

無料アプリにしては贅沢すぎるくらい多機能ですが、今回は基本の使い方のみ。
2つの動画を並べたりもできるので、PS4版とPS5版でロード時間の比較動画も作れます。

無料ですがプリインストールされていないので、見逃しがちかもしれない。