PS5ホーム画面から直接「続ける」が可能だった + その他の解禁情報

HDD・SSHD・SSD

11/6(金)22時からPS5の各種情報が解禁されました。

ホーム画面から直接「続ける」

今回の情報で一番嬉しかったのが、以前の記事で書いた、

ホーム画面の「カード」からセーブデータの「続き」をダイレクトに読み込むか、ロードするデータ一覧の画面をダイレクトに読み込めるようになれば、超高速ロードと合わせて起動時の快適さが劇的に進化する。
PS5のユーザー体験(UX)が公開されました – PS4ちゃんねる Pro

これが可能みたいです。

AV Watchがアップしている動画の1:47から。

PS5 Load Speed- AV Watch

ホーム画面の『スパイダーマン:マイルス・モラレス』アイコンの下にあるアクティビティーカード。サイドミッションを「続ける」というアクティビティーカードになっています。

これを選択すると、直接セーブデータを読み込み、ホーム画面からわずか6.2秒でプレイ可能になっています。
素晴らしいのは、レジュームじゃなくて0からの起動でこの速さなこと。久々に起動するゲームであっても、アクティビティーカードからクイックに起動できてしまう。これは嬉しすぎる。

これとは別に「Switcher」という機能もあり、Switcherメニューから複数のゲームを切り替えている動画がある。

PS5 Game Switching – See How You Can Switch Between Games On PS5

ロード時間

ファミ通TUBEが『スパイダーマン:マイルス・モラレス』のミッション失敗時のリトライ時間を比較していました。

【PS5】話題の爆速SSDの実力は!? PS5 vs PS4 Proロード時間比較
  • PS5でPS5版
    メッセージ表示:3秒 / 暗転:1.53秒
  • PS5でPS4版
    メッセージ表示:3秒 / 暗転:10.93秒
  • PS4 Pro(HDD)でPS4版
    メッセージ表示:3秒 / 暗転:14.36秒

ミッション失敗の表示は固定で3秒。PS5版は、その後の暗転時間が1.53秒。めちゃくちゃ速いです。タイトル画面でセーブデータを「CONTINUE」してプレイ可能になるまで約2秒なので、ゲームプレイ中のほぼ全てのロードが1~2秒程度になるかと思います。

後方互換のロードは速くない

過去記事で「PS5専用タイトルほどは速くならないでしょう。」と予想していた後方互換のロード時間は、実際そんなに速くなかったです。
PS5版『NBA 2K21』のロードが速い – PS4ちゃんねる Pro

上記の『スパイダーマン:マイルス・モラレス』で見ても、PS5でPS4版のプレイをした時は、従来通りのHDDからSSDに換装した程度の速さでしかありません。
同じ動画の後半で『SEKIRO』でも比較していますが、

  • PS5でPS4版『SEKIRO』
    12.3秒
  • PS4 Pro(HDD)でPS4版『SEKIRO』
    16.8秒

後方互換のロード時間はGAME Watchにもデータがあります。
「プレイステーション 5」レビュー – GAME Watch
PS4 ProをHDDからSSDに換装した程度のロード短縮効果。PS5の超高速ロードとは言えないレベルです。SSDの速度が違うので、その影響を受けて速くなりやすいタイトルはあるかと思いますが、劇的な差はないと思われる。
『スパイダーマン:マイルス・モラレス』のPS4版をPS5で起動した時のロードが速くないので、PS4版を最適化してもさほど意味がなさそうです。PS5版としてKraken専用のデコンプレッサや、データをメインメモリ側のどのアドレスに伝送するかといったアドレス計算をするというI/O COPROCESSORの機能を生かさないと、高速ロードにはならないんじゃないでしょうか。

超高速ロード体験はPS5版のゲームに限られるかなと思いますので、PS5版にアップグレードされるタイトルに大きな価値が生まれる。
後方互換でのロード時間は何らかの制限があってPS5の超高速ロードは機能しておらず、現行のPS4 Pro + SSDと同程度かと思います。PS4で使用している外付けHDD/SSDに入っているゲームは、そのままPS5でプレイ可能らしいので、後方互換タイトルは外付けSSDに入れるのが良さそう。内蔵SSDを後方互換に使うのはもったいない感じ。
PS5 – PS4本体からのデータ転送 – Youtube

後方互換のフレームレートは良い

Digital Foundryが後方互換でのフレームレートを測定しています。フレームレートが30fpsに制限されていなければ60fpsで安定動作するようです。
例外的に『アサシン クリード ユニティ』は落ち込みが激しくなっています。PS4版とXboxOne版の時から、性能が高いはずのPS4版で不自然にパフォーマンスが落ちる事で荒れたほどですので、ソフトの技術的問題である可能性が高い。そういう部分の問題までは、どうにもならないでしょう。
技術的問題を抱えていないソフトで、30fpsの制限もなければ、おおむね60fpsで安定するようです。

PlayStation 5 Backwards Compatibility Tested – And It's Fantastic!

ファンは静かで熱も問題なし

PS5のファンは静からしいです。3時間のプレイの中で「PS5のファンの音を聞いたのは、起動時に一度だけだと思います。」とのこと。
熱は「PS5の背面は温かかったけど、絶対に熱くはなかった。それどころか、それほど暖かくもありませんでした。」という。
スタンバイモード中は「排気ファンをチェックしてみたんですが、本当に冷たい空気が出ていました。室温よりも少しだけ涼しい空気が出ていました。」のようです。スタンバイモード中に熱かったら使いものになりませんので、地味ながら安心できる情報。
Playstation 5: The Playstation Console We’ve Always Wanted: A Comprehensive Review – BrandonCole.Net

ファンや熱は、もっと長期的に使ってみるとどうなるか?という部分もありますので、1年後や2年後にどうなるかも重要。

使用可能容量は667GB

PS5には825GBのSSDが搭載されておりますが、ユーザーが自由に使える容量は667GBです。
SSD拡張スロットはロンチ時は使用できず、アップデートで解放されるとのこと。それ以前にまず対応製品が不明ですからね。

スパイダーマンが凄い

PS5の性能を見るタイトルとしては、やはり『スパイダーマン:マイルス・モラレス』(6,490円)が良さそうです。
Digital Foundryがアップしている動画では、タイトルメニューからセーブデータを読み込んで、わずか1.32秒でロード完了。レイトレーシングの美しさも紹介しています。
次世代機で気になる超高速ロード、レイトレーシング、ネイティブ4Kモード、パフォーマンスモード(60fps)が体験できます。

Marvel's Spider-Man: Miles Morales – Digital Foundry Tech Review – Welcome To The Next Generation

全部の情報は追えていませんが、とりあえずホーム画面からアクティビティーカードを選択してクイックの起動できるのが素晴らしかった。

PS5版ゲームのロードが超速いという再確認もできました。『スパイダーマン:マイルス・モラレス』『NBA 2K21』『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』らを見て1~3秒の範囲が標準だなと思います。
後方互換でPS4版をプレイする場合は従来のHDD→SSD程度のロード短縮効果というのも確認できた。PS5の超高速ロードは機能しておらず、PS4 Pro + SSDとあまり変わらない。これなら後方互換でプレイしたかった『サイバーパンク2077』はPS5版を待ちたくなってきた。これほどの大作は滅多に出ないでしょうから、待つ価値もある。

大きな問題はなさそうで一安心。なんにしてもPS5発売まで一週間を切ったので、もう発売を待つのみです。

コメント

  1. たかよし より:

    記事、拝見しました。PS5はローンチ買えない組なので、気になっているのは、後方互換とSSDの高速アクセスです。こちらを読むと、PS4PRO+SSDと大差なさそうなので、PS5専用ソフトで何か引っかかるキラーコンテンツが出るまで、様子を見るのもアリのなのかな?とも考えてます。

    ウチの環境も今は外付けSSDなので、そこそこ早いのを体感してますし、容量的な面も少し不安だし、実際に買ってみて、感じたことをこのブログで拝見したいです。記事、楽しみにしてます。

    • Hamasukei Hamasukei より:

      私も気になっているところで、とりあえず後方互換タイトルのロード時間を実際に確認して、大差ないようだったら後方互換タイトルは全て外付けSSDに入れようと思っています。

      早くデモンズソウルとかアストロプレイルームに没頭したいですけど、自分が確認したいところは先に確認する予定。

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