2020年6月11日に配信済の『アーケードアーカイブス サンセットライダーズ』が0時に配信された件について、時間の設定が可能になったとのことです。
配信時間の設定が可能になった
『第254回 アーケードアーカイバー サンセットライダーズスペシャル!』の中で、2020年6月11日に配信済の『アーケードアーカイブス サンセットライダーズ』が0時に配信されたことに言及しています。
「12時に配信されたのですね システムが変わったんだよね?」
「そうですそうです あのぉ 時間の設定が……」
「できるようになったね」
「これ言っていいのかな(笑) できるようになりました」
「ソニーの企業秘密かもしれないよ」
システムが変わって配信時間の設定ができるようになったとのこと。SIEから公式発表がない中で、言って良かったのかどうかわからなかったようですが。
配信する側が配信時間を選べるようになったわけですので任意ですね。
なので全てのタイトルが0時配信というわけではないのですが、6月25日配信のタイトル5本が0時に配信されましたので、今後も0時を選択するパブリッシャーは多いかもしれない。
小売店への配慮で従来通りの10~12時を選択するケースもあるかと思いますが、今までは10~12時という曖昧さがあった中で、配信時間を決められるなら「10時配信」とか、きっちりするかもしれません。
配信時間を決められるなら、世界同時配信も可能かもしれないですね。
事前ダウンロードはプレオーダーの魅力
今までは0時配信はプレオーダーの特典でした。0時配信が可能になったとは言え、事前ダウンロードをして0時解禁は今後もプレオーダーのみですので魅力は大きい。
0時解禁で盛り上がっている中、Twitterで「ストアにないよ」→「プレオーダーした人だけだよ」というやりとりもよく見ていたので、今後は0時解禁の盛り上がりに乗って、0時配信のタイトルを購入する人も増えそうです。寝ちゃうとテンションがリセットされる可能性があるので、チャンスロスだったかと思います。
次世代に向けての動きか
2019年3月に「×ボタンで決定する」に対応し、現世代で残っている問題に取り組んでいる姿勢を感じていました。この動きもPS5に向けての改革なのかなと思います。
今後、最も期待する改革は日本のダウンロード版は高価という価格の問題ですね。
例えば日本のPSストアで『The Last of Us Part II』のダウンロード版を買うと7,590円、Amzonで買うと6,100円。北米ならPSストアでもAmazonでも$59.99。
パッケージ版は中古屋に売れるということも考えると価格差はさらに大きい。
PS5はディスクドライブがないデジタルエディションもありますが、日本ではダウンロード版の価格の問題も大きくて需要があまりないと思います。ファミ通アンケートでは82.1%以上がディスクドライブ有りを希望していました。
本体が5,000円安かったとしても、新作ソフトを4本買えばディスクドライブ有りのほうが安あがりになり、そこからのダウンロード版ユーザーとパッケージ版ユーザーの価格差は大きく広がります。
既に所有しているPS4タイトルのパッケージ版やUltra HD Blu-rayを再生できないうえに、PS5ソフトの購入価格もパッケージ版より高くなるのですから、デジタルエディションの人気がないのは当然でもあります。……私はデジタルエディションで問題ないのでローンチで買いやすかったら有難いですが。
【記事用アンケート】
PS5には、Ultra HD Blu-rayディスクドライブを備えたスタンダードモデルと、ディスクドライブがないデジタル・エディションの2種類があることが判明。そこでアンケートを実施します!
あなたが欲しいのはどっち?
PS5の詳細は↓https://t.co/ITcH5c0tpN#PS5
— ファミ通.com (@famitsu) 2020年6月12日
世界的にデジタル化が進む中、日本は遅れをとっています。CDや本も同じだったかと思いますが、SIEJAが次世代を見て、この問題に気付いてないとは思えないので、日本のPSストアに改革を期待したい。小売店との付き合いと配慮があって難しいとは思いますが、新作が小売店で20%OFFされている現状、ダウンロード版の定価をもう少し下げる必要があると思います。消費税10%があるので北米っぽい5,990円は難しくても、せめて6,980円が基本価格になればいいなと思います。もしくはグローバルストア的なもの。