PS4 Proで使用する外付HDDをSeagate STEB8000100(8TB)に変更しました。
PS4が外付HDDに対応してから使用していたのはBUFFALO HD-LC4.0U3-BKF(4TB)。まったく問題なく1年9ヶ月ほど使用してきましたが、PS4が対応している最大サイズの8TBを導入したくなったので購入。8TBが19,800~22,800円になったという事も大きい。
設定
HDD本体、ACアダプター、USBケーブルだけなので接続は超簡単。でも起動すると「ファイルシステムに対応していません」と表示される。PS4ホーム画面の「設定」→「周辺機器」→「USBストレージ機器」から選択して「拡張ストレージとしてフォーマットする」でファイルシステムに対応します。15秒ほどでフォーマット完了。8TBのHDDでも実際に使用できる容量は7.35TB。
初期型PS4の標準HDDと速度比較
基本的に内蔵されている2.5インチHDDよりも、外付の3.5インチHDDの方が読み込み速度が速くてロード時間が短くなります。Seagate STEB8000100(8TB)で内蔵HDDとロード時間を比較してみました。PS4 標準HDDはSUMSUNG ST500LM012(500GB)です。
PCでの使用時に書き込み速度の遅さがレビューでも指摘されていたので、PS4での使用時にゲームのロードがどうなるかは気になるところでした。
ロード時間の差がわかりやすい『Fallout 4』『ファイナルファンタジー15』を使用。どちらもかなりやり込んだセーブデータ。それぞれの条件で3回測定して、中間の数字を記録。
ゲーム | PS4 標準HDD | Seagate 8TB |
---|---|---|
Fallout 4 タイトル画面からLOAD |
1分15秒53 | 1分6秒20 |
Fallout 4 ファストトラベル |
54秒38 | 44秒45 |
ファイナルファンタジー15 タイトル画面からLOAD |
1分25秒20 | 1分5秒39 |
ファイナルファンタジー15 宿泊地に戻る |
1分14秒12 | 58秒49 |
確実なロード短縮効果が確認できました。外付の3.5インチHDDの方が基本的に速いのはわかっていましたが、低価格8TBは初めてでしたので不安があり、それが解消されて一安心。
私は外付HDDからゲームを起動する事はあまりなくて、内蔵したSSDで起動します。それでも外付HDDにゲームを入れておくのは、ちょこっと起動したい時に外付HDDにゲームがあると便利ですし、なによりアップデートの配信に気付きやすい。セーブデータをUSBメモリーやクラウドストレージとやり取りする時に、本体にゲームデータがないとコピーできないというのもある(本体にゲームデータがなくてもコピー可能になっていました)。あまり外付HDDからゲームを起動する事はないものの、内蔵HDDよりも速度が速いのは嬉しいです。
PS4 Proの内蔵SSDと外付HDD間のデータ移動時間
42.12GBの『アンチャーテッド コレクション』でテスト。
外付 Seagate 8TB → 内蔵SSD – 9分45秒
内蔵SSD → 外付 Seagate 8TB – 10分14秒
高さ12cm x 幅3.5cm x 奥行17.5cm
8TBの大容量でも本体サイズは普通のと変わらないので、今まで使っていたBUFFALO HD-LC4.0U3-BKF(4TB)とほぼ同じ本体サイズ。
縦置きした時に、高さ12cm、幅3.5cm、奥行17.5cmです。
3年保証が最重要
低価格8TB外付HDDの一番の不安点は故障。PS4で使用する場合の速度に関しては上記の検証で問題なしとわかった。サイズも静音性も不満はない。唯一、故障が不安ですが、突然の故障でデータが消えるのは問題ない。ゲームデータは基本的に再ダウンロードできますので困らない(P.T.のような例外はありますけどね)。
すぐ壊れて2万円が金ドブになるという不安のみですが、3年保証があるので一応は安心。サポートの対応は実際に故障してみるまでわからないですけどね。保証を受けるためには、購入証明(レシートまたは納品書など)、本体及び同梱物、パッケージが揃っていることが条件なので、箱も説明書も捨ててはいけない。購入証明(レシートまたは納品書など)ですが、Amazonの箱に納品書などは入っておらず、製品が入っていただけ。Amazonの注文履歴から「領収書/購入明細書」をクリックしてプリントアウトする必要があります。購入するなら、保証を受ける準備は万全にしておいた方が良いです。中古品や保証が受けられない販売店からの購入はリスクが大きい。
故障した場合は↓から申請。片道の送料は自分が負担するようです。
https://www.seagate.com/jp/ja/support/warranty-and-replacements/
とりあえず接続とテストが終わって現状は不満なし。これから使い続けてどうなるか。
Seagate 8TB 3年保証 外付 HDD PC PS4 対応 静音 ハードディスク USB3.0 シーゲイト 日本正規代理店品 安心コールサポートあり
- 出版社/メーカー: SEAGATE
- 発売日: 2018/04/05
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コメント
>>katさん
送れてしまいましたが、詳しく教えて下さってありがとうございます。
参考にさせていただきますね。
丸ごとコピーする方法は
「HDDクローン」
等で検索すると見つかりますがOSが通常触れない部分まで操作するため最悪HDDが破損します。
なので自分でできると思った場合のみと注意させていただきます。
>>Tさん
フォーマットが違うのでPCでは認識できないですね。
基本的に家庭用ゲームメーカーはユーザーに自由にいじられるのを嫌うので仕方ないです。
再DL以外の方法だと、PC等のバックアップ操作でセクタ単位でHDD全体を丸ごとバックアップするか
(意味が分からなければ手を出さない方がいいです)
PS4の設定>周辺機器>USBストレージ機器>(選択)>コンテンツを管理する>
以後の操作で外付けから内臓にゲームデータを移動できるので少しずつ差し替えて移動させるやり方になると思います。
自分も今3TBの外付けHDDをPS4で使っていて、容量がいっぱいになってきたので
今度容量が更に大きいものに変えようと思うのですが、
旧外付けHDDのゲームデータを新HDDに移す良い方法はありませんでしょうか。
旧HDDをPCに繋げてみても(何故か)認識せず、データをDLし直すのも面倒です。
試されたやり方があれば教えてほしいです。
>>katさん
詳しく有難うございます。
PS4向けに良い感じですね。SSDでもそうですが、性能をつきつめても無駄になる部分もあり、低価格で必要なだけの性能で良いという。
TBの部分をGBと書いてますね失礼しました。
この商品の中身はST8000DM004だと思いますが低価格HDDによくあるSMR方式というものすごく書き込みの遅い性質なのでPCの通常用途などには向いてません。
逆に読み込みは普通なのでPS4には悪くないと思います。
(BDからのインストールは通常より時間がかかると思います)
一時期不良率が目立った6GBの時期と違って8GBは全体的に不良率が低く、ST8000DM004も所持していますが一年以上不具合は出てませんね。
ちなみに最近の外付けHDDは5400回転のものがほとんどですが、この場合2.5インチと3.5インチの性能差はほぼ同じです
(プラッタサイズにもよりますが)
より高速なHDDを求める場合は3.5インチの7200回転になると思います。
>>ういさん
情報ありがとうございます。
新しいPS4 Proを購入したので、それを新規起動してやってみたらUSBメモリーのセーブデータが全てコピーできました。
いつのまにか対応していたんですね。全セーブデータの移行がフルコピーで終わって楽でした。
助かりました。
本体にも外付けにもって意味です
あれ?今って本体にゲームデータなくてもセーブデータのやり取りができたはず