前世代は主要ゲームハードを全て持っていましたが、現世代はPS4オンリーに近い状態。国内4周年を迎えて、1ハードの楽しさをしみじと感じています。
全機種持ちが最強だと思っていたが1ハードへ
前世代はPS3/Xbox360/Wii→WiiUを所持していましたし、携帯機もDS→3DS、PSP→VITAも所持していました。主要ゲームハード全機種持ちですね。どのハードでどんなゲームが出てもプレイできる。これが家庭用ゲームを楽しめる最強状態だと思っていました。
しかし、現世代はPS4に特化。1ハードの楽しさを感じる。
お腹がいっぱいで苦しい
前世代で「どのハードでどんなゲームが出てもプレイできる」と思っていた部分はその通りなのですが、今はPS4だけでもプレイしたいゲームが多すぎて、気になるゲームが競合したら泣く泣くスルーしたり、急ぎ足でクリアしたら次のゲームに移っている事も多い状態。新作でギュウギュウなところに一度スルーしたゲームが50%OFFだ70%OFFだとなって心が揺れることも多々ある。ダウンロード専用タイトルは突然配信されたりもして、どんなゲームが出ているかの情報をまとめるだけでも大変。満腹で満足という状態を超えて、お腹いっぱいの苦しさがあるほどで、さらにハードを追加したいとは思えない。
これに関しては前世代と大きく事情が変わっているからだとも思う。現世代はソフトが多すぎなんです。過去記事でソフト多すぎ問題と書きましたが、PS4だけでソフトが多すぎるし、海外ゲームも買いやすいし、VRまである。前世代はPS3でもXbox360でも単体なら空腹感があったと思う。
マイナーゲームに注目できる
お腹がいっぱいで苦しくなる理由でもあるのですが、現世代はPS4に特化したことにより北米版やマイナーなゲームも多くプレイできている。全機種持ちだとどこかで何かしら大作が出ているでしょうから、どうしても大作に目がいってしまう。実際に前世代は北米版やマイナーなゲームに積極的じゃなかったですが、そこが現世代では大きく変わった。北米のユーザーですら手を出さないようなゲームも気になっている。そして、そういうゲームをプレイするのが楽しいし、好きだと気付いた。ほぼ需要がないであろう北米のマイナーゲームの攻略をまとめたり、北米版に日本語が入っているかどうかを調べたり、そういう事も楽しい。
そしてサッとプレイできるインディーズ系タイトルとAAA級タイトルを交互にプレイすることで、どちらの魅力も引き立つ。
周辺機器や環境にこだわれる
各ハードに様々な周辺機器があり、全機種持ちだと全ての周辺機器にこだわるのは難しい。1ハードに特化することで、周辺機器も徹底的にこだわれる。本体よりも高価なSSDを積んだり、SONYの高価なHDMIケーブルを買ったり、大容量外付けHDDを買ったり、1人っ子を甘やかすような贅沢ができる。そして周辺機器でパワーアップさせたPS4がさらに好きになる。
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アカウントを育てられる
近い将来、ゲームハードよりもアカウントの方が重要になってくると思います。既にそうかもしれませんが。ハードが何台売れたかではなく、アクティブなアカウントがどれだけあるかが重要になる。欧米ではダウンロード版が半数を超えるゲームもあるなど、今後はダウンロード版が主流になると思いますし、それはアカウントに紐付けされている。アカウント1つが50万円とか100万円級のゲーム棚になっている人もいるでしょう。
1ハードだとアカウント管理が楽ですし、アカウントを一生モノとして徹底的に育てる楽しさもあります。ゲームを集めるだけじゃなく、トロフィー/実績やフレンド機能も1本化できる。
アカウントに関連する部分で月額サービスが1本ですむのも大きい。PSN、XboxLive、Nintendo Switch Onlineと今後は各社さらに力を入れることになると思います。どれも安いのですが、あまり使わなかった月額サービスにお金だけ取られるのは気分的な損が大きい。逆に1ハードで使いまくればお得感が大きい。
思い出と思い入れ
前世代のゲームハードで一番思い入れがあるハードというと、正直どれとも言えない。強いて言えばPS3とXbox360が互角くらい。言ってしまえば中途半端な付き合い方でしたので、熱い思い出も思い入れもないです。それが少し寂しくもある。競技や仕事なら制限をつけて思い出と思い入れを強める必要はないですが、娯楽なので思い出と思い入れは大事です。
現世代はPS4が熱いゲームハードとして記憶に残りそうです。広く浅くよりも、狭く深くの方が性に合っていると感じています。
ブログを書こうと思ったのも現世代はPS4オンリーと決めたのがきっかけ。1ハードを徹底的に楽しもうと思ったからです。
PCに心が揺れることはたまにある
PS4オンリーで楽しいですが、PCに心が揺れることはたまにあります。マルチタイトルなら単純にクオリティが良いですしね。私は家庭用ゲームハードが好きだというのが根底にあり、PCでゲームをプレイすることが肌に合っていないので現世代は家庭用ゲーム機を選択しました。でもそのくらいの理由なら十分に覆るので、次世代はどうなるかわからない。それでも現世代はPS4が国内4周年を迎えた現時点で最高に楽しい世代になっており、最後まで付き合いたい気持ちしかない。
もしPS4以外のハードを選択していたらどうなっていたかと考えたりもしますが、なんだかんだ楽しめていたと思う。最後にちゃぶ台をひっくり返すようですが、現世代を全機種持ちでも楽しめていたと思う。
両方のスタイルをやってみて、個人的には1ハードの方が性に合っていると感じています。上にも書きましたが、前世代と違うのは1ハードで把握しきれないほどのソフトが出ている事と、ダウンロード版への移行などでアカウントの重要性が増している事。2ハードを並行するのが難しくなっていると思う。
国内4周年を迎えたPS4。PS3→PS4への期間は7年でしたが、現在の家庭用ゲーム機の状況を見るとPS4の期間は長くなりそうです。今後も1ハードを掘り下げていきたいと思いました。

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コメント
>>通りすがるさん
1本で長く遊べるゲームも多いですからね。そういうハマれる1本を持っていると、ハードを2種類持つのは無駄が大きそうです。
1つのハード、1つのソフトがズッシリ重くなり、2つ持つのが大変になってくると、メーカーはパイの奪い合いがより大変になります。
自分もPS4でしかゲームをやらなくなりましたね
時間が取れないってのが一番の原因です
平日は3時間くらいが限度なのでPS4以外にハードを買っても起動せず
インテリアになってしまう恐れがあるので
その3時間もほとんどをWarframeで使うので
他のゲームすら満足にできないですワw(ステマ臭いコメント)