BARで酔っぱらってケンカするVRゲーム『Drunkn Bar Fight (北米版)』

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2018年2月13日に北米Storeでリリースされた『Drunkn Bar Fight』($11.99)。BARで酔っぱらってケンカするVRゲームです。

操作方法

Move2本持ちのゲームです。

 

で向いている方向に前身。
×で向いている方向と反対に後退。
でカメラを左右に操作。
Mで前進。×orで後退。
Tでつかむ。状況によっては中指を立てる。
Moveを振ってパンチ。

 

クセがあるのが移動です。向いている方向に前身と後退しかない。プレイヤー自身が360度の方向転換をするという前提のような操作です。座りプレイ推奨であり、真横や後方を向いた時の認識精度が落ちるPSVRには最適化されていない印象。
余っているで方向転換ができれば劇的に良くなると思いました。
バージョン1.02で操作方法が改善されました。カメラ操作ができるようになり、移動の自由度が増した。左右のMoveどちらも同じ操作なので、右手で前進と後退、左手でカメラ操作といった使い分けも可能。

ゲームの進行

BARは3店舗あります。1階に2店舗、エレベーターを昇ると1店舗。
1店舗につき7戦くらいあって、合計21戦くらい。全クリアまで40~50分くらいでした。

 

BARに入ると他の客が1~4人います。ケンカする前にビールを飲んだり、ジュークボックスのボタンをいじったりできる。

こちらから攻撃を加えるとケンカ開始。ギター、瓶、椅子、レジスターなどなど、様々な道具を使えるのも面白いところ。

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客が2人以上いた場合、殴った相手のみと1対1ケンカになることもあれば、その友達っぽい人も襲ってきて1対2になったりもする。
女性も殴ることが可能ですが、ギャラリーがブーイングをして、その場にいる全員が襲いかかってくる。
女性の彼氏か友達を殴って女性も襲ってきた場合、一定時間手を出さずに待つと女性は引き下がる。

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アクションとしてはチープです。認識精度はやや低く、モーションも不自然さがあり、パンチの手応えは弱め。精度の高い『Knockout League』をプレイした直後でしたので、大きな差を感じました。
敵の攻撃も単調なので、Mで近づいてテキトーに殴る、敵の攻撃は×orで後退して避けるという基本を覚えるだけで楽に全クリアできました。こちらが瀕死になると心臓の音が聞こえるので距離をとって回復を待つ。
真面目に攻略すると単調すぎるので、いろいろな道具を使ってバカゲーとして楽しみたいゲーム。

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Tで敵をつかむことができ、2階から外に投げて殺しをやってしまったかと思いましたが、平然とエレベーターで戻ってきました。

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敵のグラフィックは意外とパターンが多くて楽しい。固有技みたいなものもあります。どの技も後退するだけで避けられますが。

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規定数のKOを達成するとギャラリーの大歓声が聞こえてクリア。リザルト画面が表示されて、TMを押すと次の戦いへ。

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ジャンルは違いますが『Goat Simulator』っぽい匂いがするゲーム。グニャリグニャリとするキャラクター、ネタ重視でチープ。おそらく評価的にも同じ感じになり、ネタが受けてバカゲーとして愛されるけどメディア評価などでは低評価になるゲーム。
ネタ重視だけど、VRだとネタの面白さが数倍に感じて、それこそ『Goat Simulator』もVRでやりたくなってしまう。

VR世界のBARにいて酒を飲み。ビリヤードのキューやらダーツやらライターやら消火器やらで客にケンカを売ってボコボコにする。それだけで笑えて爽快。
ネタをひとしきり楽しんだ後は、深みがないゲームだとも思う。

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$11.99という低価格なのでバカゲーっぽさを楽しめて十分。PSVRに最適化されているとは言えず、特に操作性に難があるのは残念なところです。カメラ範囲の問題で、ダウン状態の敵や下の方にあるオブジェクトにも干渉しにくい。
せめて方向転換の操作は入れてほしい。現状は狭いエリアで車の操作をしている感覚に近く、前方90度と後方90度くらいの前後移動を駆使して戦う。操作に関するアップデートがあれば、劇的に良くなると思う。

 

英語のみですが、ストーリーは無くて暴れるゲームですので言語の壁は低いかと思います。

 

『Knockout League』と『Drunkn Bar Fight』をプレイして、VRで殴るゲームの面白さを実感した。待望のVR殴りゲーが2本同時に来たわけですが、まったく違う個性のゲームで良かったです。すでに腕は筋肉痛。

 

PlayStation Store Gift Card $50 (輸入版:北米)

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コメント

  1. Hamasukei より:

    >>Tammyさん
    情報ありがとうございました。
    記事を修正しました。
    低価格の馬鹿ゲーとしてウケが良さそうなので、日本版もほしいゲームです。

  2. Tammy より:

    つい先日ダウンロードしてみたら、方向転換が使えるようになっていました。

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