ケムコのJRPGシリーズ第4弾『ドラゴンシンカー』をプレイ。ノーマルクリアしてサブクエストを全クリアしたところです。
スマホRPGらしい手軽さとサクサク感
ケムコがPS4で展開するJRPGシリーズは4本目。
2016年12月13日 アスディバインハーツ
2017年04月06日 レヴナントサーガ
2017年08月16日 忘失のイストリア
2018年01月18日 ドラゴンシンカー
『忘失のイストリア』は未プレイですが、それ以外はプレイしています。共通して言えるのはスマホRPGらしい手軽さとサクサク感。どこでもセーブは当たり前だし、戦闘スキップやオートバトルでサクサク進む。クエストもあっさりめ。コテコテに近い古き良きRPGでありながら、現代的なスピード感のある仕上がりになっています。
ドラゴンシンカーもサクサク進む。ダレないので止め時がないです。ノーマルクリアしてサブクエストを全クリアしたところですが12時間もかかっていないと思います。ボリュームがないわけじゃなくて無駄がない。普通のJRPGのテンポだったら15~20時間かかるようなものを、サクサクと進ませて短縮している。
戦闘のバランスも3作とも似ていて、雑魚は弱いけどボスは強めで戦略性がある。雑魚戦は稼ぎ用という感じでもある。本番はボス戦。
ドラゴンクエストに少し寄った
『アスディバインハーツ』や『レヴナントサーガ』とは違い、今回は主人公が喋らないタイプ。プレイヤーが選択肢を選べます。タイトルにも『ドラゴン』とついていますし、マップチップもドラクエに似ていて、ダンジョンの音楽もドラクエっぽかったりします。戦闘やシステムは違うのでドラクエとは違うプレイ感ですが、過去作よりはドラクエ寄りのJRPGになった。ドラクエのオマージュみたいに思えるシーンもありました。
ストーリーはズバリ「邪竜を倒す」というもの。人間、エルフ、ドワーフの3種族がおり、あまり仲良くはないけど、協力しなきゃ邪竜は倒せないですよという状況。
ストーリー自体は王道で、やや平坦でもありますが、キャラクターの会話で楽しませてくれます。わかりやすいツンデレであるエルフが会話の盛り上げ役になっている。ギスギス感のない明るめのパーティー。
意外とシンプルな育成で楽しい
3チーム12人ということで管理が大変そうだと思いましたが、そうでもなかったです。
主人公は3人で、それ以外は従者。装備の変更や売買を細かく気にするのは主人公3人だけで良いので、むしろ一般的なJRPGより楽。
さらに言うと1チーム4人のみで十分なので、主人公1人の装備と従者3人だけ気にしていればいい感じでもあります。強制的に3チームを使わせるような場面はないです。
従者で気にする必要があるのはジョブレベルだけ。ジョブレベルが10になるとMAXなので、教会でジョブチェンジをする。どのジョブを選択するかが従者の育成の最重要部分。
不便さは少ないですがPS4に最適化とは言えない
過去のケムコのJRPGと同様にPS4に最適化しているとは言えません。今回はいきなり名前入力から独特で、例えば「お」を入力したかったら「あ行」と書かれているところで〇ボタンを素早く5回押すという入力。
スマホ用のUIなので、タッチしやすいように文字がデカいです。アイテムを使用する時に1度に6個しか表示されないので、ページ送りが少し面倒ではあります。スキル等でも同じ。
ツボやタルを調べる時の〇ボタンの反応が悪いのが気になった。押しているつもりでも調べていることにならなかったり。レスポンスの悪さを感じる。
グラフィックもシステムも基本的にはオリジナルをそのまま持ってきた感じ。価格が1,080円という低価格なので納得できるところではあります。ゲームの基本部分が便利で快適に作ってあるので、多少の操作の違和感は問題に感じない。便利さや快適さの方を強く感じる。
レトロな感じが売りなのでしょうけど、モンスターのグラフィックが粗すぎるのは残念なところ。ファミコンでも、もう少し細かいんじゃないでしょうか。フィールドとかキャラのグラフィックは良いんですけどね。
面白い
過去2作も良かったですし、今回も楽しめています。「クラシックなJRPGやりたいな」という気持ちに丁度良く応えてくれる。長すぎず短すぎず。サクサク進んで快適ですが、味気ないと感じるところもあるかもしれない。セールで918円でしたので、この価格なら大満足。
『レヴナントサーガ』と同様にプラチナトロフィーが狙えそうな感じです。ケムコのJRPGシリーズのファンになっている。
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