微妙に気になっていたSHAREボタンによるスクリーンショットの遅延を検証。
スクリーンショット設定
ホーム画面の「設定」→「シェアとブロードキャスト」からSHAREボタンの操作のタイプが変更できます。これを「スクリーンショット向け」にする。SHAREボタンの単押しでスクリーンショットが撮れる設定です。
今さらな話ですが「標準」設定って使いづらいと思います。タイミングがわかりにくい長押しでスクリーンショット。PS4の新規購入者には、この設定の変更を最初にオススメしたい。ゲームプレイ中「おっ!?」と思った瞬間にワンタッチで撮影できる「スクリーンショット向け」が使いやすいです。
『グランツーリスモSPORT』で検証
ソフトによって遅延の大差はないでしょうから、タイムが表示されるゲームなら何でもいいかと思い『グランツーリスモSPORT』で検証しました。
タイムアタックモードでスタートして左下に表示されるタイムの0’10.000を狙ってSHAREボタンを押す。つまり10秒ですね。10秒ピッタリにSHAREボタンを押して、実際にスクリーンショットに表示される時間と比較。スクリーンショットも0’10.000なら遅延0となります。
ちなみにiPhoneのストップウォッチで10秒丁度を狙った場合、10.04とか10.09とか0.1秒未満の測定誤差がありました。手動ですのでピッタリ10.00とはいきませんが、あっても0.1秒程度の誤差。
『グランツーリスモSPORT』による測定結果は、
JPEG 3840×2160(4K)
0’10.333 (+0.333)
0’10.433 (+0.433)
0’10.233 (+0.233)
0’10.333 (+0.333)
0’10.316 (+0.316)
平均 0.10.330 (+0.330)
およそ0.3秒の遅延でした。
テレビに表示されている数字を見て押しているので、当然ながらテレビの表示遅延も含んでいます。ゲームプレイ中に「撮りたい」と思った瞬間から0.3秒遅れ。
PNGや1920×1080でも大きな差はありませんでした。
5回中4回の末尾が「33」になっていますが、ここは00から99まで表示しているわけではなく「00」「16」「33」「83」など6パターンくらいの表示になっているみたいです。
通常使用では遅延を感じないようなレベルでした。感覚的にはスクリーンショットの遅延は「無い」と言えるほど。
コメント
検証お疲れさまです
検証自体も面白かったのですが、GTsportsの0.1秒以下の表示が数種類しかないというのが、賢いやり方だなと感心しました
確かにまともにその桁を表示していたら60fpsでも大量に無駄がでる上に肉眼で数字として認識できない可能性ありますよね
0.3秒の遅延も許せない場合はビデオクリップ保存して
そのビデオからスクショ取り直せば良いだけだしね
遅延したと感じるのは撮りたいシーンにボタンを押す指の速度が間に合ってないときだろう。