2017年9月26日に北米Storeでリリースされた『DWVR』($14.99)。PSVRシューティングコントローラーに対応しています。
WAVE制のFPS
このゲームはFPSです。PSVRシューティングコントローラーに対応しており、左スティックでフリー移動。右スティックでの視点切替は一定角度のスナップ切替。L2ボタンでテレポート移動にも対応しており、段差のある場所での移動に使える。武器はアサルトライフルとショットガンのみで、△ボタンでアサルトライフル、〇ボタンでショットガンに切替。
基本となるモードはWAVE制のSurvivalモード。WAVE5まで耐えるとボスが出現する。ストーリーはなく、3つのマップに難易度が4つ。
Drone Assaultモードはプレイヤーの位置固定でドローンを撃ちまくるモード。これもWAVE制。ドローンの攻撃は上半身の動きだけで避けるか、銃を盾にする。
Shooting Galleryモードは、赤い人型の的を撃つトレーニングみたいなモード。プレイヤーの位置固定で、敵は攻撃してこない。
チープだがPSVRシューティングコントローラーが面白い
ゲームを起動してすぐに素人制作のようなチープさを感じました。単純な動きで向かってくるだけの敵、単調なゲーム構造。これがゲームパッドと平面モニターでプレイするゲームなら、いわゆるクソゲーになっていたところ。
PSVRシューティングコントローラーの精度は良くて、単調だが銃で撃ちまくる面白さは感じられる。こんな素人制作のようなゲームでも、そこそこ楽しめてしまうPSVRシューティングコントローラーの魅力に驚いた。逆に言うとPSVRシューティングコントローラー以外の魅力は、ほぼ無い。
バージョン1.02で大きな問題が解決
リリース時はバージョン1.01だったのですが、移動時に謎の引っかかりがあるという致命的な問題がありました。ただでさえ左スティックでフリー移動のできるVRゲームは酔いやすいですが、この引っかかりが酔いに直結。脳が予想する動きと差異があるので酔う。
バージョン1.02で引っかかりが解消されました。だいぶ酔いにくくなりましたが、変な汗が出るところはある。
不具合の全てが解決したわけでもなく、バージョン1.02でもプレイ中にエラーで落ちたりはしました。
PSVRシューティングコントローラー6タイトル目
私が知る限り、PSVRシューティングコントローラー対応タイトルとして6本目です。
- Arizona Sunshine (北米)
- Dick Wilde (北米)
- DWVR (北米)
- Farpoint (日本/北米)
- Special Delivery (北米)
- The Brookhaven Experiment (日本/北米)
今後の対応予定は、
- BRAVO TEAM (日本/北米) 2017年予定
- Honor and Duty: Arcade Edition (北米) ※アップデートで対応予定
- Rom: Extraction (北米)
北米はVRタイトルが多いです。『Arizona Sunshine』はSteam版が日本語対応していますし、トロフィーも日本語対応していますので、日本版のリリースも期待できる。
個人的には2017年のベスト イノベーション賞であるPSVRシューティングコントローラー。『DWVR』は対応しているだけで魅力がありますし、精度も悪くない。ゲームとしては$14.99は割高に思える出来ですが、そのうちセールもされるでしょうから、PSVRとシューティングコントローラーを持っている人はチェックしておいても良いでしょう。
PlayStation VR シューティングコントローラー (VR専用)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2017/06/22
- メディア: Video Game
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