2017年8月10日にリリースされた『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(918円)をクリアしました。
7時間未満でトロフィーコンプリート
プラチナトロフィーはありませんが、7時間未満でトロフィーをコンプリートできました。
ルーラの行き先が指定できたり、全キャラクターのレベル上限が50になっていたり、中断セーブができたり、SFC版よりもマイルドに調整されているようです。特にルーラが便利ですね。
『I』は5時間未満でトロフィーコンプリート、『II』は7時間未満でトロフィーコンプリート。現代のJRPGに比べて短めでサクッと遊べますので、ドラゴンクエスト未経験者も『I』から触れてみる良い機会かと思います。
やや残念なスマホ版
『I』『II』ともに基本の作りは同じ。スマホ版をベースにしているようです。
本家ドラゴンクエストというよりファンがRPGツクールで再現したようなグラフィックでもあり、「らしさ」が感じにくいところがあります。フィールドはドットらしい粗さがあるのにキャラクターはシャープで浮いている。スマホ版以上にキャラクターがシャープ過ぎている感じです。そしてモンスターは手描き風というバランスの悪さを感じました。1つ1つの要素が悪いわけではないですが、この3つが馴染んでいない印象。
戦闘後の微妙な間もレスポンスの悪さを感じた。経験値を表示するところですね。ここを少し早くするだけで、かなり快適になると思います。
回復は完全手動なのですが、これも動作が重かった。特に終盤は戦闘後に回復作業を行うことが多くなりましたが、動作が重いので面倒な作業に感じました。
『I』は無料だったので「まぁ仕方ないか」という感じでしたが、918円の『II』は、もう少し頑張ってほしかったところです。PS4でドラゴンクエストがプレイできた喜びはありますが、スマホ版をベースに良い味付けがされていないというのはもったいないとも思う。グラフィックは慣れるので良いとして、スマホ版をベースに、ちょっとした快適さの配慮が出来ていれば印象は大きく変わっていたかもしれない。
スマホ版ベースということで、逆に期待できるのは『IV(4)』から『VIII(8)』までのPS4版リリース。『III』までは発表されていますが、それ以降も来るかもしれません。
スマホ版『III』は「さくせん」が導入されているようで、勇者以外はAI行動が可能です。雑魚戦が楽になりそうですね。
『I』も『II』も面白かった
ちょっとしたところのレスポンス面で不満は感じつつも、『I』も『II』も楽しめました。元々が良いゲームですし、大きなブランドだからこそ、もっと力を入れてほしかったという不満ですね。
ゲームのテンポは良くて、次から次へとゲームが進行します。長いイベントはないですし、ボスはすぐ戦ってくれるし、アイテムをくれる人もサッとアイテムをくれる。みんな長話をしないです。こういうところは最近のゲームと違うなと思いました。
船を入手してからの自由度は驚きました。行けるところが多くて、探索すれば良い装備がごっそり手に入って。1987年当時から、こういう遊びを提供していたんだなーと思うと、改めてドラクエの凄さを感じました。
コマンドRPGの基礎的な面白さを再確認できました。『XI』の後だと感慨深さも増しましたので、良いタイミングでのプレイだったかと思います。8月中旬はソフトリリースが少ない時期ということも大きい。
ドラゴンクエストX へぇ~あの話知らないんだ ~地獄のミサワと振り返るにわか5年史~ (SE-MOOK)
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コメント
さくっと遊べて丁度良いボリュームですね
返信ありがとうございます!
まあ、これはスクエニのアリバイ作りですよね。今の社長は前社長に比べて本当に優秀だと思います。和田がいなかったらどれだけ素晴らしいDQの世界だったかというのをよくよく表している。
こう言っては何ですがこれは踏み絵的な位置のDQです。今後改善される可能性は高いです。
そして、件のDQ3のPS4リメイクによって全てが変革するんでしょう。やっとロースペック時代が終わるのかと思うと感無量です。
先頭の文字送りパッチでなんとか直して欲しいくらいストレスたまる
>>くさん
余裕を持ってレベル上げやゴールドを稼いで7時間くらいでした。全てのNPCにも話しかけながら普通にプレイしました。
普通にプレイして7時間ですか?
早解きして7時間ですか?
カミュとベロニカってwww