自分から近づくのがポイント『鉄拳7』のVRモード

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『鉄拳7』のストーリーモードを終えて、VRモードをプレイしてみました。

「VR BATTLE」と「VR VIEWER」

VRモードは2種類あります。

VR BATTLE CPUとのVRバトル。
VR VIEWER カスタマイズしたキャラクターをVRで鑑賞。

VR BATTLE

キャラクター選択画面でボタンを押すとカスタマイズスロットが開きますが、デフォルト衣装の中から選択するのみ。自分でカスタマイズすることはできません。

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方向キーで移動、4つのボタンで攻撃という基本操作は同じ。

右スティックでカメラ操作、L2/R2で縮小と拡大、R1でスローモード。

デュアルショック4のみに対応しているということですので、それ以外での操作は基本的に不可かと思う。

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R2で拡大して斜め後方から見るのが一番迫力がありますが、もう少し近づきたいと思ってしまいます。R2で拡大しても距離が遠いので、せっかくのVRなのに迫力不足ですし、しかもVRは遠い物体の画質の粗さが顕著。

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迫力不足で画質が粗いというガッカリ仕様かと思っていたのですが、自分が動いて近づくことが可能。そしたら、ものすごい迫力ですし肌の質感もキレイ。これぞVRの魅力というところが劇的に出てきた。

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敵の攻撃方法によっては、自分が殴られるような感覚もある。これなら全キャラ見てみたくなる迫力。

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近づきすぎると「プレイエリアの外です」となります。

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デフォルトでは「PRCTICE」になっており、CPU側は動かない。これを「VS CPU」にするとCPU側も動きますが、試合ではありません。体力は表示なしで無限、時間も無限、音楽は無し、ステージセレクトも無し。終える時は「メインメニューに戻る」を選択するのみ。

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試合じゃないのでゲームというよりVRデモみたいな感じ。

ちょっと残念なのは鑑賞モードとしての機能に乏しいこと。ポーズをかけると遠い横視点になります。リプレイ機能もありません。鑑賞的な機能はR1を押すとスローになることくらいですね。

自分が動いてカメラに近づいて、R1でスローにするのが鑑賞モードとしては最適。鉄拳のバトルを間近で見る迫力は素晴らしい。

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ベースは非VRのままですので、格闘ゲームとしては問題なく操作できる。ただ、試合ではないのでゲームとしては楽しさを見出しにくい。

普通のプレイ位置でプレイしても、キャラが遠くて迫力不足なうえに画質も粗いのでガッカリしました。自分が動いてカメラの限界まで近づくことにより、迫力と画質の良さを味わえる。

 

この迫力で遊べるVR格闘ゲームが出たら買いたい。デモみたいなものですが、魅力と可能性は感じた。

VR VIEWER

カスタマイズしたキャラクターを鑑賞するモード。

「VR BATTLE」ではデフォルト衣装しか選択できませんが、こちらは自由にカスタマイズ可能。

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ボタンを押すと、キャラクターのモーション再生。各キャラクターに3~5秒ほどのモーションが2種類ほどあります。

R3を押すとキャラクターが目線をくれます。

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こちらも標準のプレイ位置ではカメラが遠めです。「VR BATTLE」と同じく、物理的に近づくことは可能。近づいた状態でモーション再生をするのも面白いです。接触しそうな感覚にビックリする。

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パンダを近くで見ると、次の瞬間に襲われそうな緊張感すらあります。

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あくまでVRモードはオマケという感じ。格闘ゲームなのに勝敗のある試合ができないのは残念ですが、自分がカメラに近づいて見る鉄拳アクションの迫力は素晴らしい。PS4版だけの特典なので、これだけでも十分なのかなと思います。

 

なんにせよVRモードをプレイする時は、自分から近づいて見るというのがポイントです。周囲に接触物がないことを確認してから動きましょう。

 

鉄拳7

鉄拳7

 
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