北米Storeで『Time Machine VR』がセールされていたので購入。しかし、特定の場所で7回連続エラーコード CE-34878-0が発生して進めなくなった。その原因を特定しました。
再現性のあるエラー
2つめのステージで「Elizabeth Offline」と表示された後にエラーで落ちた。
3回連続でエラーが発生した後、本体言語を英語にしてトライしてみたが4回連続エラーになった。
4回ともまったく同じタイミングで落ちているので、ソフトウェア側のこの瞬間に何か問題があるのかと思った。
エラーコードはCE-34878-0。
対処方法として提示されているのはソフトウェアのアップデートですが、すでに最新になっているので意味がない。
スタンバイモードにしていることが多いので、一旦電源を切って冷却待ち。ついでにケーブルも全て抜いて埃も丁寧に飛ばす。
しかし、5回目も同じタイミングで落ちた。
セーブデータを全て削除して新規で最初からプレイ。
これも落ちて6回連続。
ゲームデータを本体ストレージから拡張ストレージに移動させてプレイ。
これも落ちて7回連続。
いろいろやってみようと思って、TVへ出力するHDMIケーブルを抜いてプレイ。
成功!
偶然成功しただけかもしれないので再度プレイしてみましたが連続成功。再びTVへのHDMIケーブルを繋げてプレイしたら今度は落ちた。
これが原因だったと言えるかと思います。
初めてのパターンでした。まさかTV出力(HDMIケーブル)の影響で再現性100%の落ちが発生するとは。私の場合はキャプチャ機器を繋げていたので、そこに問題があったかもしれない。
エラーで落ちた場面の直後は画面のミニウインドウに動画が表示されました。この動画を表示する時にTVへの出力に何か問題があったみたい。
エラーコード CE-34878-0の報告はそれなりにあり、基本的な解決方法としては、
- 電源を落として冷却
- システムソフトウェアならびにソフトウェアのシステムアップデート
- 本体の掃除
などがあるかと思いますが、今回、TVへの出力も影響を与える原因としてあるのが確認できました。暗転くらいなら予想できますが、エラーコード CE-34878-0で落ちる。
今回はPS VR専用のゲームでしたので、プロセッサーユニットからTVへ出力されるHDMIケーブルを抜くことで対応可能。
PS VR以外のケースでも、HDMIケーブルの信頼性、端子の不具合、TVとの相性、HDMIセレクターや分配器との相性、キャプチャ機器との相性などなどあるかもしれません。
非常に稀なケースで、私はPS VRのゲームを30本以上やっていると思いますが『Time Machine VR』のみで発生しました。この状況だとソフト側の問題だと思ってしまいそうですが、実際は繋げ方に問題があったわけで、繋げ方次第で解決できる問題。
先日クリアした『ゴーストリコン ワイルドランズ』も同じエラーコードでたまに落ちていましたが、これもキャプチャ機器で分配していたのが悪かったかもしれない。他のゲームでは発生していないエラーと言えど、自分の環境に問題があるケースは考えられるので、エラーコード CE-34878-0が発生する人は、環境を見直したほうが良いかもしれません。
『Time Machine VR』は特定の場所で100%エラーが出てくれたからこそ、原因の特定ができましたが、「たまに落ちる」程度だとソフトが不安定なだけだと思って問題に気づけない可能性もある。