NBA 2KシリーズのVR専用ゲーム『NBA 2KVR Experience (北米版)』。$14.99で単品販売されています。
視点移動とR2のみ使用
超シンプルゲーム。4つのゲームがありますが、全てシュートのミニゲーム。首振りで視点をゴールに合わせてR2ボタンでシュート。
- 3ポイント
- スキルチャレンジ
- タイムアタック
- ブザービーター
3ポイント
NBAオールスターゲームのイベントで行われるスリーポイント・シュートアウトと似たゲーム。5ヵ所からそれぞれ5つのボールを投げる。
難易度はルーキー/プロ/オールスターの3種類。ルーキーはエイムアシストとレティクル表示あり、プロはエイムアシストなしでレティクル表示あり、オールスターはエイムアシストなしでレティクルも表示されない。
ルーキーは超簡単で初プレイから25本パーフェクトでした。でもゲームとしてダメでしょと思いました。視点移動でレティクルをゴールの中心に合わせてR2を押すだけですからね。
最高難易度のオールスターはレティクルが表示されず、これはけっこう面白い。ちゃんとバスケットのシュートっぽく狙っている感じも出ます。上下はあまり関係なくて、左右さえズレなければシュートは決まる。レティクルは表示されませんが、自分が持っているボールの頂点をゴールの中心に合わせればOK。これで25本中24本までは決まりました。VRで雰囲気ある空間の中、ごっこ遊びとしては楽しい。
スキルチャレンジ
ボールが板を数回バウンドしてゴールに決まるゲーム。板を跳ねた後、次の板に視点を合わせることで上手くバウンドする。
これはバスケットボールの楽しさではないです。取ってつけたようなミニゲーム。
タイムアタック
3ポイントと似たシステムですが、60秒間投げ放題。ですので普通にやれば25回以上シュートします。素早く投げるのも重要なテクニック。
ブザービーター
パスマシーンからボールをキャッチ(R2)して、観客が「3!2!1!」とカウントする間にシュート。ブザーが鳴って、シュートが決まればブザービーターで花火演出。
これは楽しい。観客のカウントダウンが良い味になっていて、その緊張感の中で3秒以内に視点を合わせてシュート。決まると気持ち良いです。
シンプルすぎたミニゲーム
$14.99は高いかなと思いました。VRの中のスタジアムでスリーポイント・シュートアウトやブザービーターを決めるごっこ遊びとしての楽しさはある。ちょこっと遊ぶ分には面白味もありますが、底が浅い。視点を合わせてR2を押すだけですからね。1時間経たずに飽きてしまいます。
各モードの盛り上げ方も不足している。NBAの看板を使うなら、NBAオールスターゲームの再現で他のNBA選手とコンテストを競いたかった。
NBA 2K本編とは違って北米版に日本語は含まれていません。と言ってもテキストが少ないので、英語でも不便はありませんが。
残念だったのはMove モーションコントローラー未対応であること。過去にMove モーションコントローラーを使ったスリーポイント・シュートアウトのゲームがあって好きだったので、それがVRで復活するかと思いきや、視点を合わせてR2で投げるだけでした。