Pro+SSDでロード快適な『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』

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『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』をPS4 Pro+SSDでプレイしています。Proの一番の恩恵は4Kではなくロードの速さでした。

Pro+SSDでロードが速い

PS3でプレイしたSkyrimやPS4でプレイしたFallout 4はロードが長く、ロードの回数もそこそこ多いのが難点でした。これに関しては半分諦めていましたが、PS4 Pro+SSDでプレイする『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』はロードが速くて、今までのベセスダのオープンワールドゲームの常識を覆してくれた。

 

プレイ時間が10時間近くになったところで、街のちょっとした建物の出入りは2.5~4秒くらい。洞窟に入るのに3~8秒ぐらいで、フィールドに戻る時も3~8秒くらい。ファストトラベルが7~15秒くらい。ゲーム中、ロード待ちでストレスを感じることはありません。ロード中にドリンクを手にすれば、一口飲んでいる途中にロードが終わってしまいます。

 

ゲームが劇的に変わりました。建物の出入りやファストトラベルの使用も億劫にならない。ゲームの流れが大幅に途切れることもないので、止め時が見つからずプレイに没頭してしまいます。

4Kは、ほぼ意味なし 4Kで細かい部分がシャープになった

一方「4K対応」には、ほぼ意味を感じません。PS4 Proの映像出力を1080pにしても違いはわかりませんでした。

 

コメント欄から情報をいただき、初期型PS4と比較してみました。2Kだとボヤけていた部分が4Kだとシャープになったのがはっきりと確認できました。

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どちらかというと4K30fpsよりも2K60fpsを目指してくれた方が有難いですが、フレームレートの調整は手間がかかりそうなので対応が難しいのですかね。

 

グラフィックはキレイで、リマスタータイトルとしては十分な出来です。リマスタータイトルとしてのグラフィックに不満はありません。壮大な音楽と美しい風景で、目的地まで移動するだけの旅が特別なものに感じられます。

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あくまでリマスタータイトルとしてPS3版より大幅に美しくなったと感じるというところもであり、個々のテクスチャはキレイで、PS3版よりもシャープになっていますが、リマスター特有のアンバランスさというか全体の調和は取れていないと感じるところもあったり、テクスチャは精細だけどモデリングは簡素だったり、そこはやはり現行のゲームに比べると古さも感じます。

4K、フレームレート、そしてロード時間の短縮

PS4 Proの話題だと、4K、フレームレートの話題が中心になりますが、ゲームプレイでわかりやすいロード時間の短縮にもっと注目しても良いかと思う。私が測定した時もProに対応しているゲームは明確にロード時間が短くなっていた。とはいえ、SSD/SSHDという外部機器を使っているので、メディアとしては語りにくいところではあるかもしれませんね。個人的には注目していきたい重要なポイント。

 

DigitalFoundryがスタンダードモデルとPS4 ProのSSDにおけるロード時間を比較していましたが、Pro非対応タイトルばかりで比較していました。おそらくはPro対応タイトルだと、そのソフト自体がロード高速化をしている可能性もあって、単純にSATA3効果の比較にはならないと考えたのかと思います。でも、そういった背景を知らない人が見れば、Proでもロード速度が変わらないと勘違いしてしまいそうです。実際にPro非対応タイトルに限定すれば、ほぼ変わりませんし。あくまで明確な違いが見られるのはPro対応タイトル。例外的なタイトルもあるのかもしれませんが。

 

日本一ソフトウェアの新川宗平氏がファミ通のインタビューで「特定の日以降に発売するタイトルはProへの対応が義務だったんです」と語っており、少なくとも2017年2月23日以降のタイトルは全てProモードでのロード短縮効果が期待できるかと思いました。

 

特にスカイリムでのロード短縮は有難く、「60fpsになるけどロードが従来の速度に戻る」と「今のロードの速さで30fps」との選択なら、間違いなく今のロードの速さを選択します。スカイリムがロードに悩まされず遊べるのは革命的で嬉しい。

 

ピンキリの4K対応

今後も「4K対応」は要注意で、『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』のようにパッと見で違いがわかる4Kゲームもあれば、よく見比べないと2Kとの違いがわかりにくいゲームもある。でもフレームレートには負担が表れるという。4K対応=Pro対応なので、ロード時間が短くなる期待はありますが、とりあえず「4K対応」という言葉だけでは喜べないどころか、見た目はあまり変わらないけどフレームレートは少し落ちるという残念な対応の可能性もある。

改めて面白い

ゲームを始めた時は、懐かしさや少し古さも感じていましたが、しばらく遊ぶと没頭してしまいました。PS3版をかなり遊んでいたので、そもそも購入する気はなかったのですが、Nintendo Switchの発表でスカイリムが話題になり、急にこのリマスター版に有難味を感じて購入。ちょっと違いを見れば満足するかと思っていたら、新作ゲームのようにハマりました。

 

面白い。

 

The Elder Scrolls V: Skyrim SPECIAL EDITION 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

The Elder Scrolls V: Skyrim SPECIAL EDITION 【CEROレーティング「Z」】 – PS4

 

コメント

  1. Hamasukei より:

    >>rさん
    重要な情報ありがとうございました。
    初期型PS4と比較して記事を訂正しました。
    誤った比較で混乱させて申し訳ございません。

  2. r より:

    PS4 Proの映像出力を1080pにしたものと4Kを比較しても差が無いように見えるのは当然です。
    なぜならPS4 Proの映像出力を1080pにした場合もレンダリング解像度は4Kのままでオーバーサンプリングで1080p表示にしているからです。それを4KTV側でアップスケールしているので見た目がほぼ同じになるのは当然です。
    これはライズオブトゥームレイダーやインファマスのような1080p(60fps)レンダリングと4Kレンダリングを明確に使い分けているものとは全く別物です。
    またPS4 Proの4K対応はアンチエイリアシングの高精度化を含む場合も多いのでそのあたりも旧PS4の表示とは差が出るポイントかと思います。
    PS4 Proの4Kレンダリングに意味が無いかどうかはストレージと同様、旧PS4と比較しないと意味がありません。
    とはいえSkyrimに限った話で言えば、元がPS3世代ということもあり大きな差がない可能性もありますが。

  3.   より:

    自分も、ここまで早くなるのかと感動。MODも対応になってるみたいですね。まだやってませんが
    小エリアへの移動ロード中のTIPテキストを読みきれないほどの早さになっていて驚きました。FONVあたりをこの品質でやりたいなあと思いました・・・

  4. ジェイ・ザルゴ より:

    私もPS3版をプラチナまでやり込んでいますが、こちらも購入しPro+MX300の1TBでプレイしていますが、SSDの力が存分に発揮されているのが、すごく体感できますね。あんなに長かったエリアなどのロードも爆速で快適ですね。

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