PS VRのシネマティックモードで、寝ながら快適に映画鑑賞する方法をテストしてみました。最大のポイントは、中央に穴がある枕です。
シネマティックモード概要
PS VRはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)として使えるということです。HDMI出力がある機器なら出力可能で、PS4以外にもPS3、VITA TV、Xbox One、Wii U、PCなどなどが接続できます。
「シネマティックモードに設定する」という感覚はまったくなくて、繋げた機器がそのまま映るし、PS4でもVR専用・対応タイトル以外は自動でシネマティックモードになる。
全てのゲーム・映像作品で対応
PS VR「専用」「対応」以外のゲームでもシネマティックモードでならプレイできます。単純にPS4の画面が映し出されるディスプレイみたいなものですからね。
当然ながらゲーム以外の動画コンテンツも視聴可能。ナスネ+トルネも使えますし、Hulu、Netflix、DMMらも視聴可能。
仮に、PS VRのゲームがリリースされなくなってもシネマティックモードはずっと使い続けられるモードですし、PS4本体がなくなっても使える。
魅力は大画面
シネマティックモードの魅力は大画面です。画面サイズは3タイプあります。
PSボタン長押し→「PlayStation VRを設定する」→「画面サイズ」から変更可能。
小 |
117インチ相当 幅2.6m 高さ1.5m |
中 |
163インチ相当 幅3.6m 高さ2.0m |
大 |
226インチ相当 幅5.0m 高さ2.8m |
「映画館の特等席」というようなことも言われますが、実際そんな感じです。黒枠の部分に映画館の座席でも表示してくれたらバーチャル映画館。
OPTIONSボタンを長押しすると、画面が中央に来きます。自分が動いたり、画面位置がズレたと感じたらOPTIONSボタンで中央に戻す。
寝て観る時は、寝た状態でOPTIONSボタンを長押しして準備完了。
解像度は最大でも960×1080
PS VRの液晶解像度は960×1080ですので、フルHD(1980×1080)と比べると解像度は落ちます。シネマティックモード時は周囲の黒枠も含めて960×1080ですので尚更。細かい描写は苦手です。
しかし、映画鑑賞においては、画面の大きさの魅力>>>解像度による粗さという感じでした。やはり、家でこのサイズを体感できるということが凄い。
没入感も普通のテレビとは違い、外界の風景が遮断されてPS VRの画面しか見えませんので、嫌でもほぼ全神経が自動で映像に集中する。ここも映画を楽しむうえで大きな魅力。
凹み枕で寝ながら映画鑑賞
せっかく自由に動かせるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)ですから、寝ながら観てみたいと思いました。
しかし、普通の枕だと頭が痛くなる。ヘッドバンドの厚みがありますので、仰向けになって寝ると、頭の重みがヘッドバンド部分に集中する。これを解消するために中央に穴が空いた枕を購入しました。
届くまではサイズが不安だったのですが、届いて使ってみると驚くほどバッチリなサイズで、まるでPS VRのために作られたようなサイズでした。
ヘッドバンドがキレイに収まる穴。
穴の横幅も問題なし。
穴のサイズは縦3.5cm、横25cm、深さは6cm。
枕自体のサイズは縦36cm、横56cm(それぞれ中央で測定)。
中央の穴は1枚の布ですので、すぐに破れるかもしれません。破れたところで問題ないですが。
さっそく『キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV』をシネマティックモード(中)で視聴してみましたが、通常の枕と比べるとヘッドバンドに頭が乗る感覚が大幅に軽減されました。非常に快適。ヘッドバンド自体が頭を締めるのは仕方ないですけどね。
穴に横幅があるので斜め45度くらいは向けます。画面サイズ(中)と(大)は多少なりとも首を振りたいところがあるので、片側45度動けるのは良いです。
使い慣れた枕じゃないことと、そもそも中央に凹みがあるタイプの枕を使うのが初めてだったので、慣れるまで少し時間がかかるかもしれない。首までバランスよく乗るデザインになっていますが、そういうデザインの枕に慣れていないところはある。首まできっちり乗ってフィットしすぎるところが逆に少し窮屈でもあり。とはいえ、寝ながらPS VR用としては大満足でした。
枕カバーを買うのを忘れていました。
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