北米PlayStation Storeで6/28(火)にリリースされた『Prison Architect(プリズンアーキテクト)』($29.99)。ようやく腰を据えてプレイ。北米版ですが日本語に対応しているタイトルです。
このゲームは、システム、操作、UIともに少し複雑です。いきなり放り出されたら何をどうしていいかわからないゲームになるところですが「刑務所ストーリー」というストーリーモードをプレイすれば、それがチュートリアルになっていますので、基本を覚えることができます。
ストーリーは全5話あり、4話目までがチュートリアルで、5話目は学んだことを生かして自由に遊べるという具合。4話目までは、言われたことをやっていれば簡単にクリアできる。5話に関しては、チュートリアルで教わったことだけでは足りないという印象。試行錯誤する必要がある。
しっかりストーリーもあるので面白い。刑務所らしい重たいエピソードや陰謀、ほっこりするところもある。各エピソードの人物に繋がりがあったりして、シンプルながら印象に残る。
ストーリーモードは8~10時間くらいですが、メインは自由に遊べるモードかと思います。
「新規ゲーム」からは、更地で始めるか、既に用意されたステージを使うかが選択可能。
受刑者を受け入れる独房を作り、食事や環境を整える。環境が悪ければ囚人が暴動を起こすし、暴動には看守や武装警備員が対応する。
資金管理も自分でやる必要があり、看守に労働をさせてお金を稼がせたり、助成金ミッションをクリアして報酬金を受け取る。
舞台が刑務所というのが特徴ですが、収支と住居(独房)と生活環境らの調整が求められるオーソドックスな経営シミュレーションです。最初は覚えることが多いので大変ですが、高い評価を得ているゲームであり、安定した内容になっている印象。
最初に覚えるは多いし、操作とUIは少し特徴的でもあるので馴染むまでに少し時間がかかる。とっつきは良くないですが、よくできたチュートリアルでかなりカバーしている。それでも万全ではないので、自分で試行錯誤したり調べる必要があると思います。腰を据えて遊びたいゲーム。
低価格で良質な経営シミュレーションというのはPS4には多くないジャンルですので有難い存在。『Lost Sea』や『Push Me Pull You』が不意を突くように日本Storeでもリリースされているので、『Prison Architect(プリズンアーキテクト)』の日本リリースも期待しています。
コメント
面白そう。トロピコもかなり遊べたんですけど時々こういうのがやりたくなる