北米Storeで6/7(火)にリリースされた『Anima: Gate of Memories』($19.99)。終盤に入ったあたりまでプレイしました。
□ | 通常攻撃 |
△/○/L1/R2 | スキル 打ち上げ攻撃や魔法など自由に割当可能 |
× | ジャンプ ××でダブルジャンプ |
R1 | キャラクターチェンジ |
R2 | 回避 |
L3 | 敵をロック ロックした状態で右スティックで対象変更 |
R3 | – |
方向キー | アイテムショートカット |
タッチパッド | メニュー画面 |
スキルは自由に割当可能ですが、デフォルトでは、△で打ち上げ、○で魔法、L1で突進。L1の突進攻撃で近づき、△で打ち上げて、空中で□連打して斬るというパターンが心地良かった。
攻撃の軽さやモーションのチープさなどは感じ、ガチのアクションゲームとして見ると二流ですが、RPGの中のアクションとしては十分面白い。ボタン連打で戦うようなゲームではなく、いろんな攻撃を組み合わせたり、敵の攻撃を見極めて回避したり、ちゃんとアクションゲームしています。
装備品、スキル、HPは別管理。瀕死になったら交代させたり、敵との相性によって使い分けたりします。
装備品が別管理なので、1人は近接重視にして、もう1人は魔法重視にしています。2人いると育成の個性が出せて面白いです。
キャラの育成は経験値を入手してレベルがアップする王道のシステム。レベルがアップするとスキルポイントが2ポイント得られますので、それを消費してスキルの強化。シンプルなシステムで深みはありませんが、わかりやすいです。
高難易度のジャンプアクションも多く、けっこうストレス。ジャンプアクションは遠近感がわかりにくかったり視点に難を感じる事もあって面白くないです。そのわりに高難易度のジャンプアクションが多いので残念。
探索も高難易度です。マップは1本道ではなく、ロケーションも多い。その中で「メモリー」を探すのがゲーム進行の基本となります。クエストマーカーはありませんので歩き回って探すのみなのですが、普通にプレイしていたら見逃すようなところに隠してある。1度行った場所を再度確認に戻ることもしばしば。
けっこう死にゲーですが、リトライロードが早くて素晴らしい。
拠点となる場所はあって、買い物もできますが、街のようなものはありません。拠点から様々な場所に移動して、敵を戦い仕掛けを解き、メモリーを集めて大ボスを倒す。
ステージも横スクロールになったり、パズル的な仕掛けがちゃんと作ってあったり、ジャンプアクションさせられたり、趣向を凝らしてあります。頑張って工夫されてはいるのですが、面白さに繋がっていない印象も。
メディア目線で評価すると、減点する部分がたくさんあるかと思います。グラフィックは旧世代クオリティですし、アクションは二流、イベントシーンは紙芝居チック、ステージの仕掛けも旧世代RPGらしい、ストレスの溜まるジャンプアクション、やや理不尽にも感じる難易度、要するに全体的に古くてチープです。でも旧世代のアクションRPGとして、けっこう面白い。
トレーラーを見た時に『ドラッグオンドラグーン』『ニーア』のような物悲しさを感じると書きましたが、これらのタイトルもメタスコアは似たようなものです。『ドラッグオンドラグーン』はシリーズ3作が58~63点。『ニーア』は67・68点。『Anima: Gate of Memories』は59~68点です。
和ゲーのテイストを感じるゲームで『DMC』『エルシャダイ』『ラストリベリオン』なども思い起こされました。『エルシャダイ』のスタッフが交ざっていると言われたら信じちゃいますね。