5/3(火)に北米PlayStation Storeでリリースされた『THE PARK』($12.99)をクリアしてトロフィーをコンプリートしました。1周するのに1時間10分で、トロフィーコンプリートまで1時間30分かからないくらいでした。
日本語はありません。
『THE PARK』は遊園地を舞台にしたホラーゲームです。
主人公はロレインという一児の母。子供のカリムが遊園地に1人で入ってしまい、それを追いかけるというオープニング。
お化け屋敷みたいなシステムのゲームです。いろんな仕掛けでプレイヤーを驚かせようとしてきますが、プレイヤーに対して攻撃はしてこない。つまり戦闘やゲームオーバーの要素はありません。謎解きというほどのものもありません。恐怖に負けず進み続ければクリアできるという、お化け屋敷みたいなシステム。
ルートも1本道で、1つずつアトラクションを回っていきます。
操作もシンプル。左スティックで移動、L3でダッシュ、×で調べる、〇で大声を出す。
基本的には、オブジェクトの調べ逃しをせずにゲームを進めれば回収できる。プラチナトロフィーはありません。トロフィーコンプリートの難易度はEASY。
1周クリアした時点で残ったトロフィーは2個だけでした。トロフィーの獲得率を見ても下記2つが最も低かったので、普通にプレイすると取り逃しやすいのかとおもいます。
Learn about shock therapy.
3つめのアトラクション「BUMPER CARS」エリア。
ゲート(右側)をくぐって、右にある車に乗っているバッテリーを調べるとトロフィー獲得。
Leave the Park.
ゲーム開始直後、チケット売り場には向かわずに出口から遊園地を去ろうとする。
メタスコアは63点(7件)ですが、ゲームとしてメディアが評価するとこうなるのも仕方ない。まず短いですし、ゲームシステムとしては工夫がない。言ってしまえば、ただ見て回るだけに近いゲーム。リプレイ性も低い。しかし、ホラーゲームに求められている「恐怖」は十分にあり、他のゲームと同じような基準で評価されて63点というパッとしない数字になってしまうのは、かわいそうなところでもあります。
死やゲームオーバーがないゲームと気付き、序盤は多少驚かせられながらもガンガン進められました。しかし、終盤の恐怖演出は上手くできていて、足がすくむようにビビりながら進めました。この恐怖に$12.99の価値があるかと思います。
ゲーム開始時に、部屋を暗くしてヘッドホンでプレイすることを推奨してきます。わざわざ言ってくるだけあって重要なことです。見て回るだけに近いお化け屋敷みたいなゲームと書きましたが、その雰囲気を最大限に味わえる環境でないと、このゲームの魅力を感じにくいかと思います。
1時間30分でトロフィーコンプリートできるゲームですし、リプレイ性も低いです。他のゲームと比べると$12.99というのは割高になるかと思いますが、初回プレイの1つ1つの恐怖に大きな魅力があるゲーム。