触れるテックデモ『プラチナデモ – ファイナルファンタジーXV』

3月31日の発表会で9月30日に発売が決定した『ファイナルファンタジーXV』。同日リリースとなった『プラチナデモ – ファイナルファンタジーXV』をプレイしました。

約30分の触れるテックデモ

“触れるテックデモ”とも言われていましたが、技術デモンストレーションの意味合いが強いデモかと思います。クリスタルみたいにキラキラした収集物を集めながら歩き回ってもエンディングまで30分前後。鉄巨人と何度も戦ってバトルの上達をしたり、キラキラを収集して全ての武器を入手したり、数周遊べる要素はあります。

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“触れるテックデモ”としては、キラキラを収集させる要素を入れたのは上手かった。キラキラを集めるために歩き回って、自然といろいろ見ますからね。

スイッチを押すと天候が変わったり、ノクティスの姿が変化したり、召喚獣が出現したり、アイテムを入手できたりする。テックデモらしいビックリ箱な作り。夢の中という設定なので、なんでもアリですね。

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フィールドのグラフィック

オープンワールドで戦闘はシームレスという事もあり、フィールドのグラフィックは高精細というわけでもありませんでした。岩肌のテクスチャなども少し粗めだったり、全体的にシャープさに欠ける印象はあります。

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PS4にはビジュアル的に凄いゲームが既にリリースされていますので、今この『FF15』を見ても驚きは少なかったです。雨の表現にしても他のゲームで驚きを体験した後だと寂しい印象。FF=グラフィックが凄いというイメージもあるので、抜きんでた特別な物を期待すると肩透かしというだけで、悪いわけではないです。全体で見れば良いほうだと思います。光の表現が特に良かったです。

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アクション性が増した戦闘

元々は野村哲也氏が監督していた作品という事で、FFというよりはキングダムハーツ寄りな戦闘。少年ノクティスがオモチャみたいな武器で戦うので、よりキングダムハーツっぽく見えますね。

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ドッジロールやガードもあり、過去作に比べてアクション性が増しました。これまでもFFシリーズは戦闘システムを大胆に変えてきていますので、さほど驚きではありません。それでもFF15の場合は少し事情が違っていて、元々はFF13ヴェルサスという外伝的な作品だったので、本来ならナンバリング本編でやらないような大胆な部分があるのかと思います。

男4人が主人公というのも、元々が「13」の外伝的作品だからこそかなと思います。個人的にはストーリーをとても楽しみにしていて、男の友情や生き様がしっかり描かれていたら熱いストーリーになると思う。有名なJRPGだと男女混合パーティが普通というか、ほぼそれしかないと言っても過言ではないので、FFのナンバリング本編での男4人パーティという挑戦が、どんな結果を生むか楽しみです。

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FFらしい挑戦

FFシリーズは大きなブランドにも関わらず、毎回挑戦的な変化をしてくるのがスゴイと思います。15を「FFらしくない」と言う声もありますが、むしろ「FFらしくない」と言われることがFFらしいかとも思いました。ただ、国内では通用しにくいかとも思います。「12」「13」は特に大きな変化があって、そういう変化に馴染めない人が多かったと思う。「13」の評判が良かったとも言えないので、シリーズ物のセールスは前作の影響を受けやすいこともあり、ゲームの出来に関わらず「15」の国内セールスは厳しくなるんじゃないかと思います。

Twitterを見ても、アリ/ナシの評価が分かれやすいのかなという印象。

プラチナデモ – Twitter

『プラチナデモ』があろうがなかろうが特別な存在感のあるゲームなので、実際にプレイして確かめたい。9/30の発売がとても楽しみです。不安なところは、VRが10月上旬だと遊びたいものが増えて大変になること。

コメント

  1. 匿名 より:

    12,13シリーズの戦闘システムは好きなんだけどなー
    12の戦術を組むと言う戦闘を昇華させ
    よりアクティブに戦術を切り替える戦闘が13シリーズだと思う

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