北米PlayStation Storeで$7.99だった『Catlateral Damage (にゃんこラテラル・ダメージ)』。
猫シミュレーターとも言われていますが、主人公は猫です。一人称視点で猫を操作し、机や棚に置いてある物を床に落とすゲーム。
ゲームのルールも操作もシンプル。
ゲームモードは2種。
目標アリ モード | いわゆるアーケードモードみたいなモード。ステージクリア制で、制限時間内に規定数の物を落とせばクリア。6ステージほどクリアするとオールクリア。 |
猫砂ボックスモード | 時間制限のないモード。全ての物を落とすとクリア。 |
日本語にも対応しており、翻訳具合も良いです。テキストは少ないですが、猫が部屋を荒らす理由が面白い。翻訳がナチュラルなのは、日本の架け橋ゲームズが協力しているからのようです。
ゲームのルールも操作もシンプルで、すぐにゲームに慣れます。
独自性のあるゲームなので、動かしているだけで新鮮さがあって面白さも感じる。ゲームとしては単調さが否めないので、飽きてくるのも早いです。それでも物を落とすというシンプルな遊びは面白い。
ステージや物はバリエーションに富んでいて面白いです。民家、研究所、博物館、スーパーマーケットなどがあり、そこに置いてある物も多種多様。$7.99のゲームにしては頑張ってると思いました。
ステージに配置されている猫の写真をネコパンチで落とすと猫の写真がアンロックされます。写真は266枚あり、本物の猫の写真なので猫好きには嬉しい要素。残念なのは写真が小さい事。フル画面で見たいと思ってしまいます。
プレイアブル猫は22匹ですが、最初から自由に選択できるわけではなく、ゲーム内で条件を達成することで徐々に使える猫が増えていきます。
トロフィー欄に「新しい猫が解除されるよ!」と書かれており、トロフィー集め=プレイアブル猫集めみたいになっています。
このゲームの最大の難点かと思いますが、酔いやすいです。近年遊んだゲームの中で最も酔いやすいと感じました。猫の低い視点で飛び回ったり落ちたりして視点がグワングワン動きますし、狭い場所に飛び込んで方向感覚がなくなる事もあります。頻繁にティアリングが発生し、映像が安定していない事も酔いやすさに繋がっているかと思います。
Steamでは408件中93%で好評で「非常に好評」。メタスコアは62点(6件)。ヤギシミュレーターの『Goat Simulator』も似たような感じで、Steamでは35,724件中88%が好評。メタスコアは58点(8件)。メディアがガチでレビューすると高評価にはなりませんが、ジョークゲームとしてはゲームの形になっているし、面白味もある。$7.99でもあり、価格以上の満足度もあります。
酔いやすい部分が難点。一度気持ち悪くなってしまと、再プレイに抵抗があります。
コメント
私は全く酔わなかったですねえ
確かに飽きやすいって点では同意ですけどw
他ゲーで疲れた時に気分転換に少し遊ぶと良いのかもしれませんね