『仮面ライダー バトライド・ウォー 創生』のストーリーモードをクリアした感想。
NORMAL難易度で、かなり易しい難易度だと感じました。ストーリーモードは64ミッションあって1周するのに約8時間くらいかと思います。1周クリア時点でトロフィーは45%でした。
ストーリー的には、けっこうダラダラしました。コアな仮面ライダーファンなら、かけあいの1つ1つを楽しめるかもしれません。とりあえず大量にいるライダーを集めるような展開になりますので、ストーリーに起伏を出しにくいんだろうなと思いました。ラストは、昭和・平成ライダーが収録されているゲームという事で、なかなか熱い展開でした。
メーカーは違いますが、基本的には仮面ライダー無双といった感じのゲームです。2013年5月23日に『仮面ライダー バトライド・ウォー』、2014年6月26日に『ゲーム:仮面ライダー バトライド・ウォーII』ときて今回が3作目。セールスが17万5,484本→8万8418本(7万9,422本+8,996本)と半減しているので、IIIではなく仕切り直しで『創生』にしたのかな、なんて思います。
□ | 通常攻撃 |
△ | 必殺技1 |
○ | 必殺技2 |
△+○ | 必殺技3 |
□+× | ライダーグライド(超必殺ゲージを少し消費) |
× | ジャンプ/ライダーキャンセル |
L1+□ | タッグパートナーへの攻撃指示1 タッグパートナーは自動で戦ってくれますが、この操作をすると支援攻撃的にプレイヤーの近くにワープしてきて指定の攻撃を行ってくれる。 |
L1+△ | タッグパートナーへの攻撃指示2 |
L1+○ | タッグパートナーへの攻撃指示3 |
L1+△+○ | ダブルライダーフィニッシュ タッグボルテージが100%の時にL1+△+○でダブルライダーフィニッシュが発動。 |
L1 | ガード L1+左スティックで回避 |
R1 | フォームチェンジ |
L2 | 車両を呼ぶ/車両から降りる |
R2 | 超必殺技 超必殺ゲージが半分以上あると使用可能。 究極化 超必殺ゲージが満タンの時に超必殺技を使い、ゲージが途切れるまでにもう1度R2を押すと究極状態になります。 |
L3 | ダッシュ |
R3 | ロックオン |
ミッションは単調で、特定のバトルエリアで「100体倒せ!」とかいう「○○体倒せ」系の指示を達成して次のバトルエリアに進む。基本的には、これを繰り返すだけという感じでもある。中ボス級の敵が数体出るのもパターン。ミッションの最後のエリアにはボスキャラがいる事がほとんどです。ボスキャラは雑魚敵とは違って、ちゃんと攻撃も防御もしてきます。
ミッションの単調さが100%悪いという事もなく、逆に言えば面倒なミッションはありません。護衛対象がすぐ死ぬとか、拠点が落とされるとか、そういうミッションは無い。
過去作と同様に雑魚敵は棒立ちっぽくて、草刈り感があります。ただ、雑魚敵の見た目は多様でビジュアル的には退屈しない。ここは三国無双や戦国無双とは違って、雑魚敵の種類が多いのは『仮面ライダー』シリーズの強み。画面を覆いつくすほどの雑魚敵が出るので、バッタバッタと倒していく無双感は魅力。これの繰り返しを、ただ単調だと思ってしまうか、爽快感だったり、ライダーの格好良さを感じ続けられるかで、このゲームが合うか合わないか大きく左右されると思う。
フィールドに置いてある金の箱からはフィギュアが入手できますので、探索要素としてはフィギュア探しがあります。フィギュアはコレクションではなく、装備アイテムという感じで魅力のある物。フィギュア自体もEXPを得て成長するので、強化の面白さがある。
上記のフィギュアとライダーのレベル上げが、このゲームの育成・強化要素ですが、ツボを押さえていて良いです。経験値を得てライダーのレベルが上がると言うのは基本ですが、それに加えて3つまで装備できるフィギュアで自分の必要とする能力選んで伸ばす事ができる。そのフィギュア自体も装備するだけでなく強化可能。育成がわかりやすくて楽しいので、単調な戦闘を繰り返すモチベーションにも繋がる。フィギュア強化システムは、1キャラをLv.99にした後に、また完全な1からレベル上げじゃなくて、強化したフィギュアを引き継げるのが良いです。
ミッションは多いですがマップは使い回しが多いです。
ゲームモードは「ストーリーモード」「タイムサバイバル」「フリーミッション」がありますが、SHARE機能が使えるのは「タイムサバイバル」のみ。「ストーリーモード」「フリーミッション」ではスクリーンショットの撮影やブロードキャスト配信はできません。
敵AI、グラフィック、ミッションデザインともに二線級・三線級という感じでクオリティは低い。キャラクターに思入れがないであろう海外メディアに評価させたら、メタスコア50点もいくか怪しいところです。
しかし、使用できるライダーが多く、敵の数も画面を埋め尽くすほどでもあるので、バッタバッタと倒す爽快感はある。車両操作以外はストレスを感じにくいゲームで、単調ながら遊びやすさはあります。好きなライダーで暴れまくって、少しずつ育成もできる。暴れる爽快感と育成の中毒性で、キャラゲーとしては十分遊べるかと思う。
限られた開発パワーを、ライダーの魅力/遊びやすさ/爽快感に全部振り分けて、グラフィック/マップ・ミッションの多様さ/敵AIなどにはまったく振り分けなかったというイメージですが、この振り分け方は正解かと思う。
これは初代『仮面ライダー バトライド・ウォー』の時からそうですが、単純にアクションゲームとして見れば高い評価はできない。でも本人ボイス(全員ではないですが)、ライダーのかけあい、多様なフォーム、変身演出だったり、ライダーのカッコ良さが表現できている部分を高く評価されていた。今回もそういう評価になると思います。
私はプレイ開始時は「ショボ!」という感想でしたが、ゲームに慣れてきて爽快感とテンポの良さを感じ始め、戦えば戦うほど強くなっていく育成の面白さもあって最後まで一気に遊べた。単調なのですが、むしろゲーム後半の方が楽しめた感じもあります。雑魚敵を素早く派手に一掃し、ボスも瞬殺を目指す感じで戦っていました。単調な爽快感&育てゲーが嫌いじゃないので、個人的には良かった。
ロード時間は短くて、ロード画面の解説文が読めないほど早い時があります。処理オチも感じずに、敵がたくさん出現している時に派手な必殺技を使っても動作が安定しています。グラフィックはPS3級ですが、ロード時間や動作の安定性ではPS4のパワーが生きているのかなと思う。ハード性能はグラフィックの話に結びつけられる事が多いですが、『仮面ライダー バトライド・ウォー』の安定性は十分にPS4クオリティ。ハードの力によるものでしょうけど、この2点は過去作から大幅な進化とだと思います。でも、ムービー時は少しカクカクしていた。
ゲームとしては過去作から大きな変化はないですが、使えるライダーが多くなり、ロードは早く、動作も安定しています。PS4版もカスタムサウンドトラックに対応していて良いです。過去作のファンからは不満は出にくいかと思う。高く評価できる部分と、まったく評価できない部分の落差が激しいので、点数で評価するのが難しいゲームだと思いました。
コメント
>>8
ありがとうございます。タイムサバイバルを最後に
回してみたいと思います。
実際に試せていないので確認はできていませんが、プラチナトロフィーのスクリーンショットを残せるとしたら、タイムサバイバルで獲得できるトロフィーを最後にするしか考えられないですね。
極端にSHARE規制が厳しいという話を聞いた事がありましたが
どうしてもプラチナにスクショを残したいという場合は、
タイムサバイバルモードの「次の駅は、過去か未来か?」の
トロフィーを最後に取れという認識でよろしいのでしょうか?
スクショを残したいが為にPS4版を買ったのに…
※動作の安定も別理由としてありますが、SHARE不可が最大の不満。
前作はPS3版だったので気にはしてなくって感じでしたがorz
確かにドライブとV3は使えます。でもドライブで行って、一回負けました。
ゴルゴさん、解答ありがとうございます。
自分始めたばかりで全くわかりませんでした。出来ればもう3つあります、死斗とゼロノス、キバがわかりません。
キバとゼロノスはどうやったら最後の戦いの場所までいけるのでしょうか?
死斗はヘリ壊せません。本当に破壊できるのでしょうか?
2番さん
自分自身の評価ではありますがカブトをオススメします。ノーマルなら攻撃力や技の威力を上げるフィギュアを付けていればクロックアップで強化体に近づき前もって撃てるようにしていたライダーキックでバリアを一撃で破壊できる筈です。特にハートロイミュードのどんより中にクロックアップを使うと普通に動けます。
>>2.
1周目はNORMALでずっとドライブとV3で戦っていましたが、特にレベルは意識していませんでした。レベルよりも戦い方次第じゃないですかね。
ドライブもV3もクルクル回る技をメインに使っていました。
ハートの強化体とリブラのマントを脱いだ状態を倒すには、どのくらいライダーのレベルを上げればいいでしょうか?
そうだね。あとキャラに差がありすぎ
昭和はフォームこそないものの平成より攻撃充実してる感が評価できるよね。
最大はロード
次にプレイアブル
➖点の方が多いけど前作から比べたら全然マシになったね