PS4用にSSDを購入したのでHDD換装をおさらい。
システスムソフトウェアのダウンロードとPS4のバックアップ用にUSBメモリーを使用します。換装はシステスムソフトウェアのダウンロードだけで可能ですのでUSBメモリーの容量は1GB以上あれば大丈夫です。PS4のバックアップも行うならバックアップするデータの容量にもよりますが最低でも8GBは欲しいところか。私は17GBの容量が必要でしたが、SanDisk SDCZ80-064GBを愛用しているので問題なし。
現在のHDDにあるデータをバックアップしておけば、HDD換装後にそれを復元する事でスムーズに今と同じ状態にできます。
HDD換装後の設定や再ダウンロードを手動で行うなら、この作業は必要ありませんが、手動で「設定」「セーブデータ」を管理するのは面倒なので、バックアップを取っておく事をオススメします。初めてPS4を買って即換装という場合には不要。
HOME画面の「設定」→「システム」→「バックアップ/復元」から「PS4をバックアップする」。
バックアップは外付けHDDにも対応しています。PS4は「外付けHDD対応して」という声が聞かれますが、それはゲームデータのインストールの事。
バックアップする項目は「キャプチャー」「セーブデータ」「設定」「アプリケーション」。この中で「アプリケーション」だけは任意でON/OFFが可能。
「アプリケーション」はHDDにインストールされているゲームデータなど。容量が大きいのでバックアップ/復元にかなりの時間(要領によっては数十時間以上)がかかりますし、バックアップするストレージの容量も必要になる。個人的にはプレイするゲーム毎に再ダウンロードするほうが楽なので「アプリケーション」のチェックは外して「キャプチャー」「セーブデータ」「設定」のみバックアップしています。
私はゲームは全てダウンロード版なので再ダウンロードが必要ですが、それでも数十時間以上をかけて「アプリケーション」をバックアップ/復元したいとは思えません。ディスク版がメインの人はなおさらでしょうね。「アプリケーション」のバックアップ/復元をする理由があるのは配信停止となった『P.T.』を残したい場合ですかね。
17GBの「キャプチャー」「セーブデータ」「設定」をバックアップするのに約18分かかりました。
システスムソフトウェアは公式サイトでダウンロード可能。
PlayStation®4システムソフトウェア アップデート – プレイステーション オフィシャルサイト
注意すべき点はシステスムソフトウェアには「通常アップデート用」と「再インストール用」という2種がある事。HDD換装後に必要なのは「再インストール用」です。
アップデートファイル(再インストール用)ダウンロード – プレイステーション オフィシャルサイト
PCにダウンロードした「PS4UPDATE.PUP」ファイルをUSBメモリーにコピーします。
1.USBメモリーに「PS4」というフォルダを作成。
2.「PS4」フォルダの中に「UPDATE」というフォルダを作成。
3.「UPDATE」フォルダの中に「PS4UPDATE.PUP」ファイルを入れる。
PS4本体の電源を落としてから各種コードを抜く事。
1.システムソフトウェアを入れたUSBメモリーを差し込む。
2.デュアルショック4を有線ケーブルでPS4と繋ぐ。
3.PS4を起動。
起動後にシステムソフトウェアを入れたUSBメモリーを求められるので「OK」をクリック。システムソフトウェアアップデートが始まります。
システムソフトウェアアップデート後に自動で再起動される。
HDDの換装としては、この時点で完了しています。
換装前にバックアップしたUSBメモリー(もしくはHDD等)を接続。
HOME画面の「設定」→「システム」→「バックアップ/復元」から「PS4を復元する」。
復元するデータを選択して「復元する」をクリック。
17GBの「キャプチャー」「セーブデータ」「設定」を復元するのに約7分かかりました。
アカウント情報や各種設定が復元されます。サインインは手動で行う必要がありますのでパスワードの入力が必要。「ライブラリー」からゲームなど必要なアプリケーションを再ダウンロードしましょう。
PS4はユーザーがHDDを換装できる仕様のハードですので、内蔵HDDを換装してもPS4本体の保証期間に変更はありません。