動物愛護団体PeTAのキャンペーンの一環としてリリースされたオリジナルゲーム『Kitten Squad』。課金要素は無く、完全な無料ゲームです。お支払いは寄付で、ということかもしれませんが。
ジャンルは右スティックを倒した方向に向かって銃撃する360度シューティング。インディーズ系の中では、よくあるジャンルですが作りはしっかりしている。自機の動く速さや挙動、敵の動き、銃撃の手応えなど心地良いプレイ感。なかなかの調整センスを持った人が作っているようです。
1画面1エリアで、敵を殲滅すると次のエリアに進める。完全な1本道で、動物を規定数救出するとクリア。
意外に武器が多いです。通常弾、三方向弾、音響弾、人参ミサイル、トマト爆弾、ラッパ砲、電撃、跳ね返り弾、火炎放射器、M202ロケットランチャー。武器は敵を倒したり箱を破壊すると出てくる。同時に持てるのは1種で、ストックはできない。それぞれに個性があるので、使い分けて進めるのが楽しい。
人参ミサイルやトマト爆弾はゲームの雰囲気にあったかわいい武器ですが、火炎放射器やM202ロケットランチャーは現実的な兵器だ。過激なPeTAらしい敵対する相手には容赦しないという攻撃性を感じる。
派手さと爽快感があります。
コインを獲得する要素もあり、貯めたコインで装飾品や新たな猫グラフィックの購入が可能。外見が変わるだけで、能力的な変化はないもよう。
大勢の敵を派手に破壊し、落ちたコインをチャリンチャリンチャリン!っと回収する気持ち良さも魅力。
難易度は易しめです。猫が主人公のためか過保護すぎるほど回復アイテムが出てきます。
全6クエストクリアまで1時間40分ほど。ボスは1体だけ存在します。トロフィーは9個あり、コンプリートするには3時間くらいかかるかもしれません。コイン20,000だけが大変なトロフィー。【追記】コメント欄から情報いただきました。コイン20,000枚は現在バグで獲得できないようです。
悲しいムービーでアピール。クエストの受注画面ではカットシーンを見る事ができます。このゲームが無料なのは、こういう事をアピールするためでしょう。PeTAの支援者が増えるかもしれません。
しかしPeTA自身が保護した動物の80%以上を殺しているという調査結果もあり、かわいそうなカットシーンも素直には受け入れにくい。
360度シューティングとしての基本がしっかりしており、派手さと爽快感もあって遊んでいて気持ちいい。しかし、30分もプレイすればゲームの魅力は出尽くして、後は同じ事の繰り返し。完全無料ゲームにしては頑張っていますが、無料ゲームなら仕方ないかというスモールさもある。基本がしっかりしているので、全ミッションクリアまで一気に遊べました。
『Kitten Squad』と同日にリリースされた『Frozen Free Fall: Snowball Fight』(アナと雪の女王:スノーボール・ファイト)も基本無料ゲーム。同じ絵柄を3つ並べて消すというスマホアプリによくあるパズルゲームで、言語は英語のみでした。
コメント
情報ありがとうございます。
これだけが獲得できないはずですね。無駄な作業をせずに済みました。
20000コインのトロフィーはバグで現在取れないようです