MGSV:TPPをクリアしたけどクリア後の厳しい状態で半泣き状態になっています。セーブデータを残しておけば良かった……【クリア後の状態バレ】

METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAINの本編クリアしました。
クリア後の現状に半泣き状態です。

この記事のコメント欄は完全ネタバレを含む可能性があります。重要な事は、とりあえずM42クリア時点でのセーブデータを外部ストレージに残しておいた方がいいかもしれないよという事です。まだクリアしていない人は、ここから下は読まない方がいいかもしれません。

クリア後に「らりるれろ」が使えなくなる ※「らりるれろ」はモザイク。

厳しい仕様というのは、本編終盤のミッションをクリアすると「らりるれろ」が使えなくなり、そのままクリア後にも使えないという事。クリア後の残りのやり込みは「らりるれろ」抜きでプレイしなくてはならなくなる。使えなくなる前のセーブデータを残しておかないと後悔が半端じゃないかもしれないし、人によっては30~40時間分のやり直しを決意するかもしれない。「らりるれろ」が使えなくなる前のセーブデータをUSBストレージ等に残しておき、そのデータでやり込むのがベストかと思う。

M43をクリアして、その後のフェーズが進むとアウトかなと思う。セーブデータを残すならM42までのクリア時点か。念のためそれ以前のデータも残しておいたほうがいいかもしれない。

しかし、永久に使えないかどうかは、まだまだわからない。もしかしたらまだ見つかっていない隠し要素やDLCで「らりるれろ」が使えるようになる可能性もありますし、特定の条件を満たしてミッションをクリアすれば使えなくならないかもしれない。まだ発売して1週間も経過していないので、これが最終状態で確定とは言えない。今のところ進展する情報はないが、明日にでもあっさり覆る可能性だってある。「らりるれろ」を使い続けられる条件があったとして、それがかなりやり込まないと無理なようなら、結局は残しておいたセーブデータでやり込んだ方が良さそう。

「これで終わり?」

めちゃくちゃハマって楽しいゲームでしたが、クリア後の達成感は薄くて「これで終わり?」となってしまった。

ストーリーの締めがイマイチ決まってなかった印象。こうなってしまったのは「蝿の王国」がカットされたというのも大きいと思います。「蝿の王国」は特典ディスクに映像が収録されている。「蝿の王国」に関連するエピソードの「起・承・転」までは本編でプレイする事ができて「結」はカットされている状態。ゆえに事前情報をチェックしていないと「蝿の王国」の「結」がまだ残っているから終わりじゃないと思ってしまう。

もうひとつ締まらなかった要素として、クリアまでにスタッフロールを何回か見せられる事。章の終わりにスタッフロールを流したのは失敗かと思った。エンディングのスタッフロールは本来なら余韻と達成感に浸れるものですが、3回目くらいになるとスタッフロールを見てもこれで最後かもわからないから油断ならないし、流石にスタッフロール自体もしつこく感じてしまいます。終わった後に「あ、今ので最後だったんだ」という感じになりました。スタッフロールがピリオドの役割を果たしていなかった。

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「蝿の王国」がカットされた事とスタッフロールを何回か見せられた事で、「まだ続きがあるんだよね?」という気持ちで終わってしまったのかと思う。

GOTY候補

ストーリーは部分的に超凄いシーンがあって強く印象に残りましたが、全体としてはそれほど良くなかったという感想。敵も味方も行動がもどかしかったりしてプロらしくないところが特に気になった。根本となる仕掛けに関しては、驚きはあったもののキャラの存在が安っぽくなってしまった印象がある。

連続ドラマ風の次章予告もいらなかったと思う。けっこうなネタバレになっている予告で、この予告を見ちゃうとプレイした時に初見での衝撃が薄れてしまう。分割で販売するなら、次を購入してもらうために興味を惹かせるシーンを見せることに意味があると思いますが、1パッケージで続けてプレイするゲームにおいてはマイナス面のほうが大きいかと思った。

映画や海外ドラマ的な演出を好むのも小島監督らしさではありますが。

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でもゲームとしては中毒的にハマった。同じエリアで違うミッションをこなしたり、ミッション難易度が違うだけで他は同内容のミッションもメインミッションに組み込まれていて使い回しではあるのですが、それでも面白いからスゴイ。延々と遊んでいたい砂場(サンドボックス)。ゲームプレイが非常に面白いからストーリーに納得できない部分も大きな不満にならなかった。

メタスコア95点には文句なしで、メディア的にも個人的にもGOTY候補だと思います。ウィッチャー3と甲乙つけがたいが、ゲームのジャンルも違うので好みの問題でしかない。

コジプロが解散し、小島監督がMGS6を作る可能性は極めて低くなっている。MGSVが面白かっただけに、プレイヤーは失ったMGS6の幻肢痛(ファントムペイン)に苦しみそうだ。


コメント

  1. 匿名 より:

    ストーリーもしらけてるし未完成だがオープンにしたのも失敗。
    GOTYならある程度知名度あればとれるけど殆どの人達はこれがGOTYであるなら首傾げるな。

  2. 匿名 より:

    まあ全体としての作品については
    小島監督・コジプロがどうこうじゃなく社長のせいでしょ

  3. . より:

    ストーリー悪くなかったよ
    ブツ切りになっちまってるだけで…いやそれが悲しいことなんだけど

  4. 匿名 より:

    具体的な批判て・・・
    クリアした人ならまずゲーム性◎ストーリー×になると思うよ

  5. 匿名 より:

    この記事は自分の想いを代弁してくれているかのようです。
    確かにストーリーは!?って部分もありますが、そういう不満を凌駕するゲームの面白さでした。
    中毒性あるしスコア95点は納得。

  6. ななし より:

    らりるれろってなんのことですか?二度目の病院まできたけどなんのことかさっぱりです

  7. 匿名 より:

    お金と時間を返して欲しい

  8. PB より:

    もう正規の続編が出ないとなると悲しいな
    きっとⅤも続編作る予定で作ってたと思うけどね

  9. A より:

    具体的に言うと復讐相手の敵側が一枚岩で行動原理が投げやりな設定なので
    下手するとMGRの議員よりしょっぱいキャラになってしまった。
    BIGBOSSの影武者が主人公と最初に気づく作りになっていてその後のありとあらゆる展開が読めてしまう。
    展開の節々でほとんど夢オチに近い、幻視オチがついてまわるためぬか喜びを招く。
    本来ネタ枠のマンティスが万能ガチキャラになっていて多くの謎の回答になっている他、
    無理のある展開運びに使われる都合のいいキャラにもなっている。
    エメリッヒも展開の都合のいいクズキャラ。
    テープ以外で本物のBIGBOSSは現れないため、今作で注目された「BIGBOSSの悪に堕ちる過程」は
    完全に謎のまま。MGSファンの多くが求めるストーリーにはまったく触れず新しく誕生したスネークによる
    サブストーリーが本編の全てだ。
    ここまで読んどいてネタバレくらったとか言うなよ。

  10. 売り豚に裁きを。 より:

    ストーリーの具体的な批判をしてやろう。
    蛇足のクセして未完成。これに尽きる。

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