Until Dawn -惨劇の山荘- 初回プレイの感想

本日リリースされた『Until Dawn -惨劇の山荘-』チャプター的に半分を超えたあたりまでプレイしての感想。

古典的なホラー

ホラー映画をほとんど見ない私でも古典的なホラーだなぁなんて思っちゃうコッテコテのホラー映画。山荘に集まった8人の男女が殺人鬼などに襲われるというストーリーですが、だいたいイメージ通りの内容。

幽霊的なやつじゃなくて殺人鬼等に襲われるというタイプのホラーなので、そんなに怖くはなかったりする。私は幽霊が怖い。

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QTEが重要

アクション的なシーンは基本的にQTEで、キャラクターの生死にかかわるなど重要な要素です。生存のために素早く連続でQTEを成功させる必要もあって、QTEの重要度は高い。QTEの多用は安易だと思いますが、他にアイデアも無かったんでしょうね。

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バタフライエフェクト

バタフライエフェクトは「ここ重要」と、わかりやすくなっているので1周目でも選択に対する反応はわかりやすい。でも面白みは感じにくい。まずキャラクターにさほど惹かれていないので、起こった事に対しても「ふーん」といった感じで遠くから見てしまう。命の選択をするような場面でも、気持ちを入れて選択するには至らない。「このバタフライエフェクトはすごい!」と思うような驚きもなくて、自分が選択した事に対する手応えも感じない。

2周目以降の攻略を考えるのはパズル的で面白味があるかもしれない。

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ゲーム的にはゲームブック的な選択とQTEで進行する。移動中にトーテムと手がかり(収集品)を探す要素があります。基本的には選択とQTEで物語を楽しむゲーム。

選択でちょっと面白いのは、オプションでオンにできる統計。他プレイヤーがどの選択をしたか%で表示する事が出来ます。「みんなこのキャラ嫌いなんだなぁ」とか伝わってきますね。

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初めて6軸操作で素晴らしい操作だと思いました。物陰に隠れている時にコントローラーを動かさないで待つという操作。緊張感のある中、息を潜めて隠れるという動作が見事に再現されている。全身硬直状態でコントローラーを持っています。

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規制は酷い

グロシーンを規制するのはルールなので当然ですが、画面を真っ黒にするという大雑把なやり方。頻度もそれなりにあるわけで、手抜き感を強く感じる。

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ホラー映画を操作するゲームという事で無難に作ってあります。ホラー映画の面白さを感じる事が出来て、適度にドキドキしたりビックリしたりできる。こういうゲームは多くはないので新鮮さもある。そういった部分を楽しみながら飽きずにプレイできているけど、グイグイ引っ張られるような面白さは今のところ無い。まだ半周なので、後半にグイグイ引っ張ってもらえるのを期待。

Until Dawn -惨劇の山荘-
ソニー・コンピュータエンタテインメント
2015-08-27


コメント

  1. おやじゲーマー より:

    そろそろ北米版日本語対応してないかい

  2. 名無し より:

    これを見てどう思う?(ボロン)

  3. より:

    暗転だけじゃないプレイアビリティのクソさを暗転でごまかして批判を最小限にとどめてるつくり まである。かまいたちの夜がいかにきちんとつくられてたかがよくわかる
    このゲームで「暗転以外は最高!」とか言ってる人相手なら今後も売れると思うので規制なんて適当なままだと思いました

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