『ローラーズ オブ ザ レルム ~呪われし三戦士と戦乱の王国~』はRPG風のピンボールです。日本語のトロフィー情報が来ていたので、近いうちに日本でも配信されるんだろうなと思っていたら本日配信されました。価格は1,200円(税込)。北米でも$9.99ですので、価格差はほとんどありませんね。ダウンロード専用タイトルは日本も北米もほぼ同じ価格になる事が多いです。
○ボタン決定
丁寧なローカライズで、決定ボタンは日本仕様の○ボタンです。北米版とはバージョンも違います。
日本語テキスト、英語音声です。
ピンボールRPG
ピンボールとRPGが融合したゲーム。
球がキャラクターになっており、ローグの球であれば村人に背後からアタックすればスリが出来てお金が入手できたり、敵にぶつかればダメージを与えられるという具合。戦闘は騎士のほうが向いており、大きなダメージを与える事が可能。
フリッパー(弾をはじくやつ)の間が緑の時は死亡する事はないので、遠慮なくバンバンやれば良いですが、フリッパーの間が赤いドクロの時に球を落としてしまうと死亡してしまう。赤いドクロになるのは主に戦闘時ですね。戦闘の緊張感を演出しています。
ゲーム序盤でヒーラーが仲間になるので、死亡してもヒーラーのスキルで復活できる。こういったRPG的なパーティー要素が重要になっています。
港に行くとレベルに応じて助っ人を雇う事が可能。
ゲームモード
ストーリーのあるキャンペーンモードと、オンラインスコアを競うアリーナモードがあります。
基本的にはピンボールですね。そこにRPGの要素を乗っけています。体験版がありますので、動画や情報を見ずとも実際にプレイしてみるのが一番でしょう。
コメント
最初はかなり苦戦するけど難易度低い序盤のステージを繰り返しプレイし金を貯め、レベルを上げ、徐々に強化していくとクリアできるようになる。まさに昔なつかしじわっと進めるRPG 。
操作て言うほどややこしいかな?シンプルでわかりやすいと思う、ステージごとのミニゲームも単純だし初見だったら普通のピンボールのがわかりづらい(ピンボールはその発見が面白いけど)
それにピンボールとしてやるとテンポ悪いけど、ピンボール型のアクションパズルとしてやるとしっくりくるからピンボール好きよりパズル好きの人にあってるとおもう
ピンボールとRPGを組み合わせるという驚きの発想で、それを形に出来ていてスゴイなぁとは思うんですが「この組み合わせ最高!」って思える魅力や利点も感じないところではありますね。
最後に書いた「基本的にはピンボールですね。そこにRPGの要素を乗っけています」という言葉のままで、それ以上の感想もない。形にはなっているが、この組み合わせから生まれる魅力は弱いという感じ。好奇心旺盛な雑食ゲーマーを引き付ける異色性はある。
別につまらなくもなければ、そこまで面白くもないという、ごくごく普通のピンボールゲームにちょっと面倒な(よくいえば戦術性がある)部分とお話を付け足したという感じのゲームでした。
Castle Stormなどにも感じましたけれど、物語仕立てにしたりすること自体は悪くない試みですし、独自性もあるのですが、本来のピンボールやRTS、TDの単純な面白さに、操作のややこしさや面倒さが水をさしてしまいがちなのは、あんまりよくは思いませんでした。