ワーナー『バットマン:アーカム・ナイト』でも物議を醸しそうな仕様

『ダイイングライト』のローカライズで物議を醸したワーナー・エンターテインメント・ジャパンですが、7/16にリリースを予定している『バットマン:アーカム・ナイト』でも物議を醸しそうな仕様がありました。

本編は日本語音声完全収録、ストーリーDLCは英語音声(一部日本語)・日本語字幕

『ハーレークィン パック』などのストーリーダウンロードコンテンツは英語音声・日本語字幕の仕様となります。(一部音声は日本語の場合がございます)

バットマン:アーカム・ナイト【公式サイト】

『バットマン:アーカム・ナイト』は「アーカム シリーズ初の日本語音声完全収録!」という事をアピールしていましたが、『ハーレークィン パック』などのDLCは英語音声・日本語字幕になるという。さらに「一部音声は日本語の場合がございます」とも書いてある。仕様の統一ができていないようです。

『ハーレークィン パック』は初回生産版にDLコードが同梱されています。ダウンロード版購入特典としても入手可能です。


こだわり

個人的には北米版タイトルを遊ぶ事も多くて言語面で苦労しているのでローカライズしてもらえるだけでも有難い。が、映画ファンなら字幕か吹替かの違いだけでも作品の雰囲気に重大な影響を与えると考える人も多いでしょうし、ましてや初回同梱DLCで混在してしまう仕様となると呆れてしまうかもしれない。

『ダイイングライト』も『バットマン:アーカム・ナイト』の件もユーザーは、それが重要だと考える人もいれば「どっちでもいい」と考える人もいるでしょう。これらの意見の正当性を言い合う事は意味がない。間違いなく2つの受け取り方があるというだけの話。ユーザーはどちらの受け取り方でもいいでしょうけど、ワーナー・エンターテインメント・ジャパンのローカライズを見ると作り手側が「どっちでもいい」人だという印象を受ける。他のゲームソフトと同じ土俵である以上、もう少し物作りにこだわれないと厳しい見方をされるかなと思います。

ダイイングライトの問題との違い

『ダイイングライト』の時との問題の違いは、明確な事前発表をしているかどうか。『ダイイングライト』は「ゾンビの血や内臓部分の色味を暗色へ変更」としか発表していなかったので、血色が暗色というよりむしろ明るい緑、そして人間の血色までが緑という事をごまかすような事前発表だった。この件に関して消費生活センター等に問い合わせるといった声もありましたので、『ダイイングライト』の血色が修正されたのは、単にユーザーの厳しい声に応えたわけじゃなく、虚偽に近い発表をしてしまった責任をとった部分が大きいのかと思う。『バットマン:アーカム・ナイト』のDLCが英語音声(一部日本語)/日本語字幕なのは、明確に発表されている。

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期待値は高い

2011年10月18日にリリースされた『Batman: Arkham City』は超高評価を得たタイトルです。今回の『バットマン:アーカム・ナイト』も旧世代機には対応せず、PS4/XboxOneでクオリティにこだわった開発がされているようです。2015年のゲームアワードは『ウィッチャー3』が最有力かと思いますが、それに対抗できる可能性のあるタイトル。

Batman: Arkham City for PlayStation 3 Reviews – Metacritic

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DLCだけが英語音声(一部日本語)/日本語字幕という本編と違う仕様なのは残念ではありますが、7/16『バットマン:アーカム・ナイト』本編は最大級の期待を持ってプレイしたい。


コメント

  1. 匿名 より:

    とても力入ってるとか破格とか言えないわ
    ワーナーのやる気のなさと無理解しか感じない

  2. 匿名 より:

    本編
    日本語音声+日本時字幕
    英語音声+英語字幕
    DLC
    英語音声+日本語字幕

  3. より:

    今回はSCEに予算を援助してもらってるもんね
    ローカライズに力が入ってるように見えるのも当たり前
    >>1
    アプデで対応出来るなら、本編も日本語音声を選ぶか英語音声を選ぶかぐらいさせて欲しいですねぇ

  4. 匿名 より:

    中途半端だから文句言ってるだけでしょw
    本編にも英語音声が入ってたら誰も文句言わんわ

  5. 匿名 より:

    今までの売り上げから考えたら破格のローカライズだと思うんだけどな
    ローカライズの努力を強いる前に洋ゲーユーザー増やす努力した方がいい
    PCなんか有志で日本語訳してるというのに

  6. 匿名 より:

    ※2
    バットマンは十分力入ってるでしょ
    これで力入ってないというならローカライズ舐めるなという話だわ
    大抵の洋ゲーがバットマン以下だというのに
    案の定、ウィッチャー3みたいな豪華なローカライズがあると、それを最低基準にする奴が現れるな

  7. 匿名 より:

    買うけどテンションは下がった

  8. ワーナーの馬鹿 より:

    >>ponさん
    初回生産に付属してるのだけじゃなく、「などのDLC」とあるので、DLCとして配信されるものは全部この仕様だと思っておいたほうが良さそうです。
    あと、このゲームの本編は日本語吹替しかないので、DLCを入れると必ずチグハグになります。バイリンガルバットマンは不可避なのです。

  9. ワーナーの馬鹿 より:

    ワーナーにとって、日本市場向けのバットマンはこの程度の対応で十分って事なんでしょうね。
    自分はそう解釈しました。
    本編のみならず、DLCも全て吹替え&日本語字幕、英語音声&日本語字幕にまで対応したウィッチャー3のスパチュンと温度差を感じます。
    これで買わないってことはないですが、日本で確実に評価を落とす一因になるでしょうし、DLCは評判が良くなければ購入しません。
    こんな中途半端な事するくらいなら、無理に吹替え対応しなくていいので、前作みたいに英語音声&日本語字幕に統一して欲しかったです。特に一部だけ日本語とか、意味不明なのはやめて欲しいです。

  10. 名無しのつもり より:

    今回は吹き替えを全面に押し出しているわけですし、納期が間に合わなかっただけで、あとから日本語音声が収録される気もしますね。
    例えばBioshock Infiniteは本編が完璧な吹き替えになってるにもかかわらず、DLCは納期が間に合わなかったのか収録なしで、後日パッチにて対応されました。

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