本日リリースされたサイコブレイクDLC第2弾『ザ・コンセクエンス』をクリアしました。
サイコブレイクのDLCは3個発表されていて、
・『ザ・アサインメント』 – キッドのストーリーDLC前編。
・『ザ・コンセクエンス』 – キッドのストーリーDLC後編。
・Boxman(金庫男)を主人公としたコンテンツ。
ストーリーに関係するDLCは、この『ザ・コンセクエンス』で終わりだと思いますので、2014年10月23日にリリースされたサイコブレイクですが、半年かけてようやく完結。
ザ・アサインメント – 2時間39分38秒 死亡回数15回
ザ・コンセクエンス – 2時間52分27秒 死亡回数28回
同じボスで集中的に死んだので、死亡回数は増えちゃいました。プレイタイムもその分が増えちゃった感じです。けっこう死ぬゲームなので、突破できた時の喜びが大きい。でも死に続けている時はフラストレーションが溜まります。辛抱強くない人には不向き。
ホラーゲームとしては死に過ぎてしまうのは問題で、死が軽くなって作業的になります。
前編『ザ・アサインメント』とほぼ同じ感じのゲームになるのかと思いきや、ケミカルライトを使った暗闇の進行や、ハンドガンとショットガンの銃撃要素もありました。約3時間のプレイタイムの中で、単調にならないような工夫がされている。
暗闇でケミカルライトを投げて周囲を照らす。ケミカルライトは何個でも投げられるが、光が有効なのは3個まで。
前編にはイベントでしかなかった銃撃要素ですが、後編ではそこそこ使う。非戦闘型の『ザ・アサインメント』が好きだった人には嬉しくないかもしれない。
銃撃要素など敵を倒す要素も加わりましたが、基本は前編と同様のステルスゲーム。最初から最後まで緊張感のある状況が続きました。前編の『ザ・アサインメント』がメタスコア80点でしたが、それと同等の評価になると思います。
ある程度ゴリ押しで進める部分も目立ちましたが、それはそれで良かったです。ゴリ押しなりに逃げる恐怖はありました。
本編では描かれなかったキッドマンの行動が描かれていて、キッドマン編と本編の繋がりを見て「ほー」と思ったりはしますが、ストーリーが「面白い!」ってわけではなかったです。盛り上がりもしなかった。
本編に出てきたステージもありますが、なんだか感慨深くて良い使い回しだと思った。
キッドマンの行動を見て本編を振り返ると、酷いなと思った。本編だけで見るとキッドマンの行動が意味不明すぎて、ストーリー物の作品として成立していないレベル。DLCを皮肉ったモナリザの画像そのもの。
前編も後編もステルスホラーとしては80点のよくまとまった良作という感じ。各3時間の充実したプレイタイム。何度も遊びたくなるほどではありませんが、1周でも1,080円という価格なら満足。
久しぶりに公式サイトをチェックしたらTango Gameworksが人材を募集していました。「日本からワールドワイドに発信するビッグタイトルを一緒に開発しましょう!」との事なので、またサイコブレイクに匹敵する規模のゲームを開発するのかなと思います。三上氏が監督する新たなビッグタイトルに期待したい。
Tango Gameworks開発メンバー大募集! – サイコブレイク公式サイト