日本で6月25日(木)の発売が決まったバイクライディングシミュレーター『RIDE』。価格は7,344円(税込)。
RIDE[ライド] バイクライディングシミュレーター – インターグロー
欧州では3月27日にリリース済で、欧州Storeでは体験版も配信されていたのでプレイしてみました。発売済タイトルなので、Youtubeで「RIDE PS4」と検索すればプレイ動画がたくさん出てきます。
いきなり感じたのはロードの長さ。
START RACEを押して43秒で何故か×ボタンを押す必要があり、そこから14秒後に画面が切り替わってコースムービーになる。レースを終えてメインメニューに戻るのにも36秒。マシンカスタマイズ時などにも数秒のロードが入り、ゲーム全体でロードが気になる。
操作方法は細かくカスタマイズ可能です。オプションでこれを入れてくれているゲームは有難いですね。
グラフィックは平凡で、ドライブクラブに見慣れているとショボく感じてしまいます。
デフォルト設定のままですと、走行ラインとブレーキングポイントが表示されていますので、初心者でも走りやすかったです。
レースでクレジットを貯めてパーツを購入する事でバイクのカスタマイズが可能。パーツの分類は細かくて、バイクの性能に関わるパーツだったり、単にカラーを変更するパーツもある。こういう強化・カラー変更要素があれば、繰り返しレースするモチベーションアップにもつながる。
フォトモードを後付けするゲームも多いですが、このゲームでは体験版にリプレイモードとフォトモードがありました。フォトモードはリプレイ中に一時停止してカメラを移動させて撮影するというシンプルなもの。
メタスコア65点、ユーザースコア6.1点という厳しい評価。オートバイレースは欧州で絶大な人気があるだけに、見る目も厳しそうですね。開発はMotoGPシリーズのMilestone S.r.lなのですが、Moto GP 14のメタスコア73点から評価を下げてしまいました。バイクライディングシミュレーターは厳しい状況ですね。
RIDE for PlayStation 4 Reviews – Metacritic
バイクライディングシミュレーターとしては、初心者には敷居が高く、上級者には物足りないという感じかと思います。ライト向けともマニア向けとも言えない立ち位置が厳しい評価に繋がったか。とはいえ国内PS4にはバイクゲーム自体が無いので、これを日本でリリースしてくれるというのは大変有難いところだと思う。マニアックな期待には応えられないでしょうが、オンライン12人のレースなどは楽しめると思う。