ついに発売されました『Bloodborne(ブラッドボーン)』。
3時間くらいプレイした感想です。
ゲームの基本はオンラインマニュアルで。
Bloodborne オンラインマニュアル
PlayStation Japanが英語版の冒頭プレイ動画を公開しています。
特にプレイ開始時はゲームにも慣れていませんので、雑魚敵との戦いも緊張感があります。常に死と隣り合わせの緊張感がある戦闘の連続。敵が強いからマップを歩く時も緊張感と恐怖があり、そこいらのサバイバルホラーゲームよりもホラー感がある。最初は苦戦した敵も少しずつ楽に倒せるようになっていき、プレイヤースキルの上達を実感できるのが面白いです。
難しいからこそ、強化・育成に有難味があって面白い。
ハードなアクションで死にながら覚えていく部分も多く、ライトユーザーにはオススメしない。難しいものだと覚悟を決めてプレイする分には良いのですが、評価が高いからといって安易に手をださないほうが良いでしょう。
グラフィックはキレイとかいう印象より、まずカッコいい。キャラクターもフィールドも。他のゲームには無い独特のセンスが素晴らしいです。精細さやリアリティではなく、センスに惚れ惚れする。
デモンズソウルやダークソウルとも雰囲気が違います。
マップは単純な1本道では無くて分かれ道も多い。探索する面白さのあるマップ。先に進むとショートカットルートが作れて、死んでからのやり直し時にショートカットが使えて便利になる。マップの道を繋げていくのが面白いですね。
主なロードは2種で、ステージ開始時と死亡時のリトライ。
まずステージ開始時のロードですが、SSHDで約35秒ありました。最初のロード後は死亡するかステージを抜けるまで基本的にロード無しです。ステージを読み込んでからは、頻繁にイベントムービーを挟むわけでもなく、演出でゲームが止められるわけでもなく、途切れずにゲームプレイに没頭できます。これは問題ないですね。
死亡時のロードも同じく約35秒ありました。ただ、ストレスにはなってないですね。死ぬとがっつり戻るので、まず短時間で立て続けに死ぬことがない。常に死と隣り合わせの緊張感があるので死亡時に一息つける。metacriticのユーザースコアが高く、ロードの長さが大きな減点にもなっていないも納得。どんなものかと気にしていたのが拍子抜けでもあります。ロードもデスペナルティととらえて、死の重さを感じる要素として楽しみます。
ロード画面は味気ない。
海外のメディアとユーザーから高評価を得ていることからもわかりますが、ハードコアなアクションゲームとしては、めちゃくちゃクオリティが高い。これに関しては今さら言う事も無いような状態ですが、強いて言えばカメラが変なところに入って見難くなったり、ロックオンが微妙に使いにくかったするところもある。些細な問題ですが。
『Bloodborne』海外レビュー – 途中結果 – Choke Point
ただ、アクション難易度やマゾさや不親切さも含めて独自の味があるゲームですので、万人向けではなく人を選ぶ作品。気軽に遊べるゲームでも無いので、極端に言えば100点か0点かというところもある。この出来ならおそらく北米同様にアクションゲーム好きのユーザーから大絶賛の声が多数聞かれるでしょうが、自分好みのゲームかを吟味せずに手を出すと失敗するとは思います。ホントそこだけ。