近年『Slender』『OUTLAST』『ALIEN: Isolation』など、ほとんど敵を倒す要素の無いステルスホラー系のゲームが台頭してきている印象があります。
明日配信されるサイコブレイクのDLC『サイコブレイク ザ・アサインメント』もステルスホラー系のゲームのようですね。公式サイトの紹介コメントにも、
セバスチャンとは異なり、手持ちのフラッシュライトとスニーキングを駆使しながら新たな脅威に立ち向かうキッド。生き残る手段が限られた『ザ・アサインメント』、『ザ・コンセクエンス』では、リソースの使い方次第で身も凍るような恐怖を、回避し突破することができる。
と書いてあります。
そしてデペロッパーのBethesda Softworksが序盤のプレイ動画をアップしています。
紹介コメントにもあったように、フラッシュライトとスニーキングを駆使するゲームで銃撃要素は無さそうです。かなりホラー色を濃く感じられる。
このDLCの価格は1,080円です。この価格で、どの程度のボリューム・要素を詰め込めるかが気になるところ。オープンワールド系のゲームであれば、インファマス、アサシンクリード4、ウォッチドッグスのように本編で使った広大な世界を利用できるので、価格の割にゴージャスなDLCになります。このゲームのプレイ動画を見ると新規エリアのようですし、けっこうスモールサイズのゲームになりそうでもある。
銃撃バンバンのゲームであればブロードキャスト配信を見ても面白味は削がれないどころか、他人のプレイを研究して、それが面白さに繋がるところもある。こういったストーリー重視で、ビックリさせるような仕掛けのあるゲームは、1回仕掛けを見ちゃうと2度目に驚くのは難しく、醍醐味であるホラー要素がガッツリ削られてしまう。Bethesda Softworksがアップした公式の動画ですら見るのは勿体ないところ。どんなゲームかを知るときにプレイ動画はとても役立ちますが、このゲームの動画を見るときは見過ぎないように気をつけた方が良いでしょう。
見たところスタンドアローン型(独立型)DLCでは無いと思いますが、ここまでゲーム性が違うなら単品販売しても良かったと思います。銃撃ゲームが苦手な人もこれなら関係ないですし。逆にサイコブレイク本編を楽しんだ人からすれば、ゲーム性が違い過ぎて肩透かしに感じる可能性も。シューティングもステルスも、どちらも好きなら問題ない。
トレーラーではムービーで銃を撃つシーンがあったので、銃を携帯しているとは思う。最後まで完全にステルスゲームかは不明。
『Slender』『OUTLAST』『ALIEN: Isolation』などのタイトルを挙げましたが、すべて海外製。『サイコブレイク ザ・アサインメント』に期待する最大のポイントは、国産ステルスホラーとしての見せ方。海外製とは違う味わいがあれば良いなぁと思います。
●まとめ
・明日はサイコブレイクのDLC『サイコブレイク ザ・アサインメント』(1,080円)の配信日。
・サイコブレイク本編とはゲーム性が違うステルスホラー。
個人的にはステルスホラーゲームは大歓迎なので楽しみです。HDDを初期化した時にサイコブレイクのインストールデータも消えたので再ダウンロード・インストールしたところ。早速今日、アップデートバージョン1.05が配信され、DLC導入の準備が出来たようです。操作方法を思い出すために再プレイしようと思ったのですが、ゲーム性が全然違うようなので必要無さそうですね。
昨日Amazonを見た時は新品1,995円、中古1,330円だったのが、今は新品1,640円、中古1,180円でした。DLCとあまり変わらない価格で買えてしまう本編。好みが分かれるゲームですが、この価格ならお試しするのも悪くないです。