2015年2月24日に北米PlayStation Storeでリリースされた『LIMBO』、ゲーム内テキストとトロフィーともに日本語対応しています。価格は$9.99。
日本でもPS3版が2011年8月4日にリリースされていますので古いゲームではあります。有名タイトルですが未プレイでしたので、この機会にプレイしてみました。クリア時間は2時間45分。スピードランだと52分48秒の動画がアップロードされていました。
日本語に対応していると言っても、ゲームプレイ中にテキストはまったくありません。タイトルメニューとポーズメニューだけ。 ですので、何語版でプレイしても面白さは変わらないでしょう。
ソフトウェアカタログを見るとジャンルは「アドベンチャー」になっていますが、一番濃い要素はパズルですね。進み方を解いていくゲーム。それにアクション要素も少しある。映画的なハラハラするアドベンチャー感もありました。
一番の魅力はパズルで、これがしつこくなくて良い。1つの事に気付くとスッと解けるのが気持ちいいし、難易度のバランスも絶妙。十分に考えてから解けると「さすが俺」と頭が良くなったような感じがして、パズルを解く気持ち良さが十分に味わえます。
移動と×(ジャンプ)、○(アクション)しか使いません。複雑な操作を覚える必要がなく、スムーズにゲームに入る事が出来る。
アウターワールドほどでは無いですが、簡単に死ぬゲームです。まず死んで、そこから考えるという具合。リトライも早いので、死がストレスになるわけではない。
クリア後にソフトウェアカタログを見て知ったのですが「運命に逆らい、妹を探して少年は LIMBO の世界に足を踏み入れる」という物語らしいです。
テキストが無いので物語はビジュアルのみで語られますが、語るというより雰囲気を感じて味わうものですね。感受性の強さが求められるところではあります。
PS3版のメタスコアが90点ということで評価は高い。あくまで$9.99のスモールサイズのゲームとしての評価ではあると思います。PS4のメタスコアランキングでもそうですが、上位にインディーズ系の低価格タイトルが多い。フルプライスの90点と低価格タイトルの90点は中身が全然違うという認識は必要かと思う。
スモールサイズのアクションパズルゲームとして減点要素がほどんどない出来。
PS3・Vita版が日本でリリースされていますし、PS4版もリリースされる可能性が高いですね。価格も同じなら1,234円 (税込)ですね。