コメント欄から情報をいただきました。日本語化されているという北米版『The Last Tinker: City of Colors』の紹介。
ロープを渡ったり足場を飛んだりの移動アクションと戦闘要素があるアクションアドベンチャーゲームです。
移動アクションに関してはシンプル操作なので、アクションゲーム好きには物足りない。R2がフリーランなので、アクションゲームでよくある狭い足場の移動もR2長押しで自動で飛んで渡る。ハラハラするアクション操作じゃなくて爽快な移動を楽しむ感じか。3Dマリオのような移動アクションではない。
戦闘は□で攻撃、R1でドッジ(回避)、L2を押しながら□で遠距離攻撃。R1からの□で特殊攻撃。通常難易度だと易しめです。ストレスなく爽快に叩きのめせる感じ。KNACK(ナック)を思い起こす戦闘ですが、あれよりは簡単です。簡単すぎると感じたら途中で難易度変更が可能。後半になると敵も強くなるので、難しいと感じたら難易度を下げられる。
スニーキングで進んだり、パズル的なところもあります。こういうところは王道のアクションアドベンチャーという感じ。
方向キー下を押すと相棒のタップが次に進むルートを表示してくれます。タップの羽を追えば道に迷う事はないですね。
このゲームの世界は、全てが色、紙、接着剤で作られているという世界。ですので水は天敵。
この平和だったティンカーワールド内で特定の色しか認めない者たちが現れます。青、緑、赤のグループに分かれ、それぞれが別の色を嫌い始めてしまう。外側の地区でだけ全ての色が受け入れられている。
ゲームハード戦争みたいに、PS4、XboxOne、WiiUに分かれ、マルチユーザーだけが全てを受け入れている状態。
グループに分かれてしまっていはいるものの、それなりにやっていけているようでした。しかし、全ての色を飲み込む存在が現れる。「わびしさ」という白い存在。言うならば据置ハード全滅論。この「わびしさ」によって白く染められるティンカーワールドを救うのが主人公の役目。「わびしさ」と戦う中で、争い合っていた青、緑、赤の関係がどうなっていくかなどがストーリーの見どころですね。
ゲーム内言語、トロフィーともに日本語。決定ボタンは×。翻訳は機械翻訳的で粗いです。誤字もあり、文字の抜けも多数あります。でもストーリーを理解する程度には翻訳できていますし、ゲームの進行には問題ない程度。
このまま日本ではリリースできないとは思う。英語版として英語オンリーで出すならまだしも、日本語対応のゲームとしてリリースするとなると、この翻訳状態は不具合という指摘を受けるでしょう。
移動アクションあり、戦闘あり、パズルありの正統派のアクションアドベンチャーゲーム。物足りない部分もありますが、遊びやすいので雑食ゲーマーなら軽食として食せるゲーム。グラフィックがPS3レベルなので、そこは減点される部分か。レトロとまではいかないが、PS、セガサターン、ドリームキャストあたりに出てそうな3Dアクションゲーム。ちょっと任天堂の匂いも感じる部分もあり、PS4のタイトルの中では面白い味を持つ。
比較的簡単な操作で、死んでもチェックポイントが近いのでストレス無くリトライできる
メタスコアは66点、ユーザースコアは6.4点という事で厳しめの評価でした。
PS4のSHARE機能で録画してYoutubeに直接アップロードした冒頭15分のプレイ動画です。チュートリアルなのでゲームの雰囲気がわかる程度。
北米Storeで日本語化されているゲーム – PS4の北米タイトルで遊ぼう