北米StoreのHoliday Sale Week 3で『Chariot(チャリオット)』を買いました。通常価格は$14.99ですが、PlayStation Plus価格で$8.99。
このゲームを買った理由は2つ、まず見た目がPS4にはあまりないカワイイゲーム。そしてトロフィーは日本語化されていたようなので、ゲーム内言語がどうなっているか気になったというところ。
ゲーム内言語、トロフィーともに完全日本語化されていました。
おそらくこのままの状態で日本でリリースされるのではないかと思います。
王様の棺を墓におさめようとするが、墓室が気に入らない王様が幽霊になって現れ、もっと良い墓室へと運ばせるという物語。
棺の入ったチャリオットを運ぶゲームなので、主人公はゴールまでひたすらチャリオットを運びます。押すかロープで引っ張る。このチャリオットを運ぶアクションが珠玉の出来。物理演算で動いているので、コミカルなゲームながらも物を動かすという動作はリアル。操作感も心地よくて面白い。
ステージをクリアしていくタイプのパズルアクションゲーム。
チャリオットをゴールまで運べばクリア。
道中では以下の要素がある。
・鉱石(金)の回収。鉱石(金)はショップでアイテムを作成したりアップグレードに使う。
・ステージに3つあるシャレコウベ(収集品)の回収。
・設計図の回収。設計図があるとショップでアイテムを作成できる。
・盗っ人の対応。盗っ人は集めた鉱石(金)を盗む。
カワイイゲームでキャラクターの死はありません。敵としてはゴールドを盗む盗っ人がおり、剣で追い払う事ができます。ゴールドを盗むだけで命を奪われる事はない。
チャリオットから離れすぎて数秒経つとゲームオーバーになり、すぐ直前のチェックポイントからリトライします。パズルで詰んだ場合、○ボタン長押しで直前のチェックポイントからリトライします。
序盤こそヌルいですが、途中からけっこう難しくなります。パズル的な仕掛けもあり、それでいて物理演算で動くチャリオットを上手くコントロールして進む必要がある。見た目はカワイイのですが、ライトゲーマーには厳しいんじゃないかと思う。打開できた時の達成感はある。
良質パズルアクションゲームと言えるとは思う。チャリオットアクションの操作感は素晴らしい。しかしながら中毒性を持つには、もう一味足りない感じだ。基本的にはゴールを目指すだけで同じ事の繰り返しのようになる。ゲームにおいて同じ事の繰り返し自体はまったく悪い事ではない。同じ事を繰り返し遊ぶことに中毒性があれば、それは絶品のゲームになりますが、そこまでは至ってない印象。チャリオットアクションの出来が良いだけに、それをもっと生かす味付けが欲しいと思った。シンプルにまとまりすぎか。
メタスコアは76点。
2人同時プレイ可能です。もしかしたらこれが「あと一味」になるかもしれません。Youtubeに2人プレイしている動画がありました。最初は1人ですが17:38から2人プレイになっています。この動画も面白しですし、ゲーム実況プレイを2人でワイワイやれば盛り上がりそう。
PS4のSHAREから直接Youtubeにアップするのが便利なので、また使いました。ゲーム開始から15分のプレイ動画です。3ステージプレイしているので雰囲気はわかると思います。
古き良きアクションゲームという感じ。王道アクションではなく海腹川背のようなポジションか。「最近のゲームは~」と大作だけを見て語られる事もありますが、こういうクラシックなアクションも新作が続々出ているわけです。本当にゲームに恵まれた時代だと思う。
コメント
日本でリリースされたら2人協力プレイの配信を見てみたい。
長編だとからみのパターンが決まって飽きるかもしれませんが、短編でワイワイやってくれたら面白そう。
このゲームは設計図を取れば、アイテムが増えるし、子供でも楽しめる作品だけど、ソロプレイだと面白さが半減以上落ちる。
マップの一部は協力プレイでないといけないから。
LBPと一緒で単身者やソロプレイヤーにはオススメしません。
奥さんやお子さんとプレイするには楽しめます。