12/11に発売を予定していた『シャドウ・オブ・モルドール』ですが、12/25に延期しました。第4弾の公式トレーラーも公開されています。『指輪物語』をモチーフにしたアクションRPGですので、正統派ファンタジーという感じ。トレーラーに関しては第2弾を見るのがオススメ。Nemesisシステムなど、このゲームの魅力が詰まったトレーラーになっています。
延期の理由は「クオリティアップのため」ということですが、グランド・セフト・オートVの発売日が12/11と発表された事で、被りを回避するという意味のほうが大きいのかと思います。GTAVと同日では、話題性も購入者もかなり持っていかれるのは目に見えていますからね。出足でコケた洋ゲーの売上が伸びる事はありません。北米版は9/30のまま変更無しで、その2ヶ月半後に出るローカライズ版の微妙な延期という事からもGTAV回避が大きな理由かと思います。
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは、海外ではPS4/XboxOneのマルチタイトルである『バットマン:アーカム・ナイト』を日本ではPS4独占にしたり、シリーズ初の日本語音声を入れたり、日本展開をよく考えて動いている印象。だからこそ今回もスケジュールをよく見て動いたのかなと思えた。
個人的にも大正解の延期。12/11なら『グランド・セフト・オートV』を購入して『シャドウ・オブ・モルドール』はスルーしていたでしょう。この延期で購入確定しました。少なくとも1人分の購入を左右した延期判断でしたね。元々5,000本~30,000本程度の範囲でしょうから、目に見えた大きな効果は無くとも、数少ない洋ゲー好きユーザーに購入してもらえるチャンスは増えたのかと思います。
北米では9/30発売ということで、既にメタスコアも動き始めています。現時点で84点の高評価。有名どころではIGNが93点をつけています。
Nemesisシステム
このゲームで特に評価が高い部分が「戦闘」と「Nemesisシステム」。
このゲームは、1ゲームごとに敵がそれぞれ違う個性を持つゲーム。敵キャラにしても従来のRPGのように「こいつはこういう性格」と決まっているわけでは無いらしい。そしてプレイヤーがとった行動が、敵キャラの性格や行動に影響していく。
こんな事を書いてもよくわからないと思いますが、公式の第2弾トレーラーでNemesisシステムについて解説されています。戦闘映像もありますし、敵を支配する能力の紹介などワクワクする要素が満載のトレーラーです。やらされる系の単純なゲームではなく、プレイヤーの想像力が生かせるゲームなっていそう。このシステムなら周回プレイも楽しめそう。
GTAVとの被り回避+メタスコア高評価で、購入指数は高まったんじゃないかと思います。
私は、12/11発売だったらGTAVを買っていた→時期がズレたので購入しようと思って内容を調べた→Nemesisシステムが面白そうで、これなら12/11でも『シャドウ・オブ・モルドール』だな。という感じ。期待値が急上昇しました。
コメント
繰り返し遊べる反面、ボリュームには不安がありますね。
あまり話題にならないだろうから、買ったらどんなゲームだったかを紹介したいです。
俺は購入検討中です。
ストーリーの短さと戦闘が面白いけど、単調という意見目立つから、海外アマゾンやメタスコアのユーザーレビューを参考にします。
日本では、ワーナー人気ないし短時間クリアのフルプライスは受けにくいから、セールス5000本越えれば上出来でしょうね。
日本では中古ユーザーメインで最終的に数十万人プレイになりそう。