PS3とPS4のマルチにおいて、差のひとつになりやすいのがフレームレート。例えば龍が如く 維新!は、PS3版が30fps、PS4版が60fpsになっています。
Youtubeの動画は60fpsで投稿しても30fpsに強制変換されるようですが、ニコニコ動画は60fpsに対応しており、フレームレートの比較動画がアップされています。
しかし、動画説明文に書いてありますが「ビデオカードの性能が低かったり、リフレッシュレートが60Hz以下だと、違いが判らないかも」とのこと。はっきりと違いがわかるファンのところ(00:15~)で同じに見えるようでしたら、そのPC・端末で見る意味はありません。
こちらは15fps/30fps/60fps/120fpsの違い。さすがに15fpsはカクカクに見えますね。
ちなみに映画フィルムは、ほぼ全て24fps。TV番組は29.97fps。ゲームでは30fpsが維持できていれば大きな問題はありませんが、PS3時代は20fpsを切ってしまうゲームも多く、はっきりとカクつきを確認できていました。
1080p/60fpsという数字をよく見ますが、単にこれを達成したからといって良いゲームというわけではありません。PS3でもシンプルなゲームは1080p/60fps対応ですし、PS3ロンチのリッジレーサー7は1080p(ネイティブ)/60fpsです。マップを狭くし、オブジェクトの数を減らし、エフェクトをカットし、テクスチャの質を落すなどすれば、ほとんどのゲームが1080p/60fpsに対応できるでしょうけど、ゲーム自体がスカスカになってしまっていては意味がありません。PS4の新作で「1080p/60fps!」がアピールされるゲームがあったとしても、単に中身スッカスカだから自然にそうなったのかもしれませんので、その数字だけでは喜べません。30fpsのゲームでも、フレームレートを代償にしてお釣りが来るほどの見返りが他のところにあれば魅力あるゲームと言えます。